アドバイス罪って覚えてますか?
*この放送はVoicyの「#28 他人からのアドバイスの受け止め方」を参考に書かれています↓
みなさんお疲れ様です。
高原です。
今日はですね、他人からのアドバイスの受け止め方、どうやって人のアドバイスを聞いたらいいかというようなお話をしたいなと思います。
日々生きてたらいろんなアドバイスをもらったりすることもあると思うんですよ。
仕事とか家族からとか友達からとか。
ネットとかでもね、ツイッターとかでもアドバイスとかいろいろもらうと思うんですけど。
そういったアドバイスに、どう向き合っていけばいいかっていうような話をしたいんですけど。
僕の結論としては、先に言ってしまうと、基本的には自分の自分へのアドバイスを最優先すべきかなというふうに思ってます。
間違っても他人のアドバイスを、自分のアドバイスよりも優先させてしまわないようにしたほうがいいかなというふうに考えています。
このアドバイスという話について、すごく面白い話をしている方がいらっしゃって
今回のチャプターの名前がそうなんですけど、アドバイス罪ていうのが昔ありましてね、みなさん覚えてますかね。
五年前ぐらいに出てきて、ちょっと一世を風靡した言葉なんですけど。
イラストレーターのあきまんさんっていう方が提唱し始めたアドバイスという罪、アドバイスに罪って書いてアドバイス罪なんですけど、ていう言葉を言い始めたんですよ。
こちらにアドバイス罪に関するツイートがまとめられてます↓
また、あきまんさんの著書「アドバイス罪という考え方 ~あきまんのネットメディア百年戦争~
」でも詳しく解説してくれています
要するに、自分と目的が違う相手からのアドバイスとか、不特定多数のアドバイス、どうでもいい人間からのアドバイスは、基本的には害になるからそれは罪であるとする考えです
そようなことを言い始めて、あきまんさんがご自身のツイッターで、あきまんさんにちょっとでもアドバイスをした人間をすべてブロックするということをやっておられましてですね
すごい面白かったんです
あきまんさんは、クソリプとも正面戦っててかっこいいです
ただ、その当時は
そこまでするか
みたいなそういう意見もあったんですよね。
確かに、やりすぎだっていうような話もあるんですよね。
アドバイスしてくる奴を全員排除するみたいな考え方はちょっとやりすぎだなと思うんですが、ただ僕も共感する部分もすごくいっぱいあって。
ていうのは、アドバイスに振り回されて、すごく精神的にダメージを負う人とか
それで道を間違える人とか
あとは特定の人に無責任にアドバイスする人がすごく多すぎるのかなと思っています。
ちょっと、あきまんさんのツイートを引用させていただきます。
アドバイス罪についてわかりやすく解説してる言葉があるんで。
知らないようだから仕方なくいうけど、目的を設定してはじめて目的に向かうための正解が発生する、故に目的が違う人間がこれが正解だと言って他人に意見を押し付ける行為は緩やかな殺人なんですよ。これがアドバイス罪の本質です
— あきまんwatchSOLDIER76 (@akiman7) June 20, 2013
「知らないようだから仕方なく言うけど、目的を設定して初めて目的に向かうための正解が発生する。
故に目的が違う人間がこれが正解だと言って他人に意見を押し付ける行為は緩やかな殺人なんですよ。」
いやー、かなりロックというか、なんつうか刺激的な言葉ですよね。
あと他にもあるのは
何故俺の生き方に対して俺以外の提案が俺にとって間違っているかというと、それは俺が俺の目的に対して最も適切だと思った事をしているのに対して、他人のアドバイスは他人の思う俺の目的に基づいているからです。他人が思う俺の目的は俺の目的とは異なりますから故に彼らは必ず間違っているのです
— あきまんwatchSOLDIER76 (@akiman7) September 6, 2013
船に穴が空いた時にみんなが一生懸命穴をふさぐわけじゃん、その時にサボっている人が居たら何か言うべきですよね。だけど逆に船に穴が空いている時にその船に乗っていない人が言う意見は真剣みが足りない上に嘘かも知れないわけです。これがアドバイス罪の原理です
— あきまんwatchSOLDIER76 (@akiman7) February 17, 2014
「なぜ俺の生き方に対して俺以外の提案が俺にとって間違っているかというと、それは俺が俺の目的に対して最も最適だと思ったことをしてるのに対して、他人のアドバイスは他人が思う俺の目的に基づいているからです。
他人が思う俺の目的は、俺の目的とは異なりますから故に彼らは必ず間違っているのです。」
「船に穴があいた時にみんなが一生懸命穴をふさぐわけだ。
その時にさぼっている人がいたら何か言うべきですよね。
だけど逆に船に穴があいている時にその船に乗っていない人が言う意見は真剣味が足りないうえに嘘かもしれないわけです。
これがアドバイス罪の原理です。」
というようなことをおっしゃっていました。
これなかなか面白いなと思うんすよね。
船に乗ってる云々の話は、自分と目的が同じ人とか、志が同じ人、同じ分野にいて戦っている仲間であれば、むしろ助言をしないのは、それはそれで良くないってこと
逆に同じ目的をもってない、同じ分野にもいないし、別に自分の目的も共有していないような外野からの意見ですよね
そういう外野からの意見やアドバイスは聞かない方がいいというような話です。
これはすごく的を得てるなと思います。
特に自分の目的は自分しかしらない、という下りはすごく同意です
ここからは、個人的に、僕がどうやってアドバイスを受け取ればいいかと、思っているのか、というお話をしたいと思います。
自分のアドバイスが最優先
それでですね
実際どんなアドバイスに従って、どんなアドバイスをスルーするように僕がしてるか、というふうな話なんですけど。
僕は、他人のアドバイスは基本全部信じてないです
ただ、誰かのアドバイスの通りにすることもあります
それは、相手が言ってること通りにしてるのではなく、情報に対する自分自身のアドバイス方を信じてるんですね
自分のアドバイスってどういうことかっていうと、例えば何か他の人が家族とか先生とかに、
お前もっとこうした方がいいよ
っていわれた時
自分もそれに対して、自分自身がそうした方がいいなと
そう思った時は従ったいます
それはその、他人のアドバイスに従っているというよりは、むしろ自分の判断をちゃんと入れてるじゃないですか。
自分がそうすべきかどうかていうのをきちんと考えてそれに従うかどうかを、従うっていうか、試しにやってみるですよね。
だまされたと思って一回はとりあえずやってみようとか
ていうふうに思えた時はやってもいいと思うんですけど、そうじゃない時はやらないと。
こいつ何言ってるんだっていうふうに思った時は、ガン無視です
体感的には、割と無視する割合が多いです
他人のアドバイスはスルーする
でちゃんと自分の判断によって、アドバイスを聞くかどうか決めるってことですね。
こんな
なに当たり前のことを言とんじゃい
ていうようなことを思われるかもしれないですけど、これができてない人がいるなっていうふうに思う時があります。
僕自身もそうなってしまいがちな時があります。
たぶん日本の教育システムに問題があるんだと思うんですけど。
なんて言うんですかね、先生が言ったことは従わなきゃいけないみたいな、先生から教わったことはその通りやらないといけないとか
少なくとも授業でやったことは、その通り覚えてそれをテストで実行しなきゃいけないじゃないですか。
そのあたりがちょっと原因の一部になってるのかなというふうにも思ったりします。
なんか他人のアドバイスを聞かないと成長できないみたいな雰囲気がありますよね
なんとなく
人の意見とかアドバイスを素直に聞かない人は成長しないみたいないうようなことを、僕も実際言われたことあるんですよね。
そんなに自分の考えだけでやってたら駄目だよ
他の人の考えも聞かないといけないんだよ
みたいなことを、超どうでもいいようなアドバイスをしてくる人がいるんですよね。
そういったアドバイスは基本的にはもうスルーでいいかなと思います。
確かに他人のアドバイス通りやって、自分が気づかなかったことに気づけるパターンとかもちろんあるんですけど。
ただ、それよりも無責任な他人のアドバイスとか、大して理解のない相手とか、自分の目的をきちんと知らない相手からのどうでもいいアドバイスを真に受けて苦しむ人や、それでチャンスを逃す人とかがむしろ多いかなと思います。
ここで今言っていることも、なんかアドバイスの一部になってしまっていますね
なので、これも含めて、やっぱり自分が一番いいと思うやり方をするのがいいと思います
やっぱそれ以上の正解っていうのはないと思うんですよ。
なので、基本的に、自分の自分へのアドバイスをまず最優先すればいいと思います。
で、仮に他人からのアドバイスが正しかったとして、自分で理解できてない時、そのアドバイスが正しいていうふうに理解できなかった時は、それを実行してもそこまで効果がでるかなと、ちょっと疑問ですね。
例えば絵だったら、どこがおかしい、ここがおかしいよみたいなことを指摘されたりするんですよ。
ここの部分の関節がおかしいよとか
体のバランスが、上半身と下半身のバランスが変だとか
それにたいして、自分が理解していないのに、それを直すっていうのは、あまり意味ないと僕は思っちゃうんですよね。
自分が理解してないにもかかわらず、表面的に「言われたからただやる」ていうのはかなりまずいかなと思いますね。
それよりはね、
いや私はこれで正しいんだ
ていうふうにやって、で後から恥をかいたりとか、あっやっぱり間違ってたんだっていうふうに気づける時まで、自分のアドバイスに従うべきだと思うんですよね。
ある意味、他人の意見に従うこととか、他人のアドバイスに従うことって自分が失敗する機会を奪われているていうふうにも考えられるなと思います。
相手のアドバイスが正しいかどうかも判断できないような状態では、とりあえず従わない方がいいと思います。
逆に、他人に意見を聞いた方がいい時ってどんな場合かなっていうふうに考えてみます
それは、自分よりもその分野において優れていると自分が思う人からのアドバイス、またたとえ理解できなくても、そのアドバイスに興味を持ったり共感したりできる場合
理解できなくても
なんか面白そうだなとか
ちょっとやってみようかな
というふうに思える。
あとは相手が信頼できる相手の時だと思いますね。
信頼できる相手からのアドバイス
その人の意見は素直に聞いてみたいというふうに思えた時。
この人が言うことなら、だまされたと思ってやってみようかなというふうに思える時はトライしてみた方がいいと思います。
自分からアドバイス求める時もそういった人に求めるべきなんですよ。
僕が全く理解できないのが、進路とか就活とかについて家族とかに意見を求める人がいるんですけど、
そんなの聞いてもいい答え返ってくるわけないじゃん
ていうふうに思うんですよね。
だって自分が行きたい業界とか行きたい分野については、間違いなく自分の方が調べてるじゃないですか
自分が今いる時代と、その家族が、親なのか姉なのか兄貴なのかわかんないですけど、その人達が働こうとしてた時代も違ければ、働いたことのあるその経験も違う
そしてより重要なのは、自分の目的を基本的に相手は全く知らない
そんな相手に真面目にいいアドバイスがもらえると思って聞いている人は、ちょっとまずいかなと思いますね
あとたまに進路相談とかで
周りからめちゃくちゃ反対されてます
みたいなことをいう人がいるんです
僕からすると、
当たり前やろ
って思うんですよね
だってその人達あなたのこと全く理解してないですもん
自分の目的を一番よく知ってるのは自分自身だし、そのことについて一番悩んでるのも自分自身じゃないですか。
だから基本的に、自分の目的に対して、自分自身以外に一番いい選択をとれる人はいないということ
もちろん、聞きたかったら聞いてもいいんです
自分自信で、それが一番いいと思えたなら
このブログについてもそういう風に読んでほしいです
おわりに
今回は他人からのアドバイスの受け止め方についての、偏見を話してみました。
当たり前の人は当たり前のことだと思うんですけど。
え、そんな風にしてもいいの?!
って思った人ももしかしたらいるかなと思います。
もちろん、ご自身が一番いいと思うやり方をやられた方がいいと思うんです
ただ繰り返すんですけど、聞いた方がいい時もあるんですよ。
役に立つアドバイスももちろんありますしね。
ただ割合的にやっぱり、僕が今まで人生の中で受けてきたアドバイスで、役に立ったのは少ないです
自分の意見を最終的には優先するっていう意思をちゃんと持っていれば、他人の意見をいくら聞いても流されないんで
なので、常に自分自身を信じて選択をしてくれればなーと思います
ではでは
高原さと
*この放送はVoicyの「#28 他人からのアドバイスの受け止め方」を参考に書かれています↓