5年でほぼ両利きになってきました
僕は元々は右利きなのですが、最近左手も右手に割と近い?レベルで使えるようになってきました。
新卒で会社に入社してから5年くらいかけてコツコツ練習していました(暇なの?)
大体の日常動作は一通りできるようになり、1日の中では左手を主に使っている時間が長い日が増えてます。
とはいえ、(ほぼ)と書いてる通り、「ものを投げる」「包丁を使う」などできない(やらない)動作もあります。
日常で滅多にしない動作や危険を伴う動作は訓練していないので。
そう言う意味では、厳密に言うと両利きではなく、クロスドミナンスかもしれません。
クロスドミナンスとは、動作の種類によって、使う手を切り替えることです。
生まれつき左利きだった人が、途中で右手に矯正されたケースなどがそうです。
例えば文章は左手で、箸は右手で使う、と言う人はクロスドミナンスですね。
クロスドミナンスと言う言葉は、ググっても情報が少ないことから、あまり専門的な用語ではないかもしれないです。
wikipediaの利き手の項目をみてみると
この定義だともともと右利きの人でも、左手の方が上手くなってしまったら、その人は左利きになってしまうっぽいので、厳密には「両利き」ではないのかも
ただ、日常のほとんどの動作は左手できますし、使っている時間は右手と左手同じくらいなので、まあ(ほぼ)両利きになった言ってよいかなと思ってます。
もちろんまだまだ精度は上げたいので、練習は継続していくつもりです。
今日はせっかくなので今までやってきた練習法とか苦労したところなどをまとめたいと思います。
ちなみに練習の時には主に下記のサイトを参考にしました。
考え方も含めて色々紹介されているので、両利きになりたい方はチェックしてみるといいです。
きっかけは腱鞘炎でした
なぜ両利き、というか左手を使い始めたきっかけは腱鞘炎でした。
仕事を始めた頃、作業中に手が痛いことに悩まされていました。
新卒で映像系の会社に入った頃、僕は主に業務で絵を描く時間が長かったです。
学生時代も絵を描いたりする時間は長かったのですが、もともと手が痛くなることが多かったです。
それが会社に入ってからさらに作業時間が長くなり、手の痛みもそれに比例して増えてしました。
痛みの軽減のために、休憩を取ったりマッサージをしたり、サポーターを付けたり等、色々と対策しました。
そのうちの一つに左手を使う時間を増やして、右手を休めよう、というのがありました。
よし、じゃあ、左手で絵を描こう、というのは流石に難しかったので、せめて左手でマウスを使うことにしました。
仕事中のほとんどの操作はそれまでペンタブで行っていたのですが、メールのチェックや資料の収集、ファイルの操作、など
絵を描く以外の簡単なPC操作を左手で行うようにしました。
これが左手を使い始めたきっかけでした。
上司からは不思議なことをしていると思われたようです。
そこから5年間、コツコツゆるゆると左手でできることを増やして行きました。
と言っても今回紹介するほとんどの練習はココ1年でやったことなので、最初の4年は相当ダラダラやってましたが。
(ほぼ)両利きになってよかったこと
疲れにくくなるのが一番のメリットだと思います。
フリーランスになってから、会社員の頃よりさらに仕事の時間が増えたので、手が疲れることはよくあります。
今は右手でも筆圧をある程度コントロールできるようになり、ほとんど手が痛くなることはないのですが、
仕事の時間がなくなると、たまにでも使う手を切り替えられると単純に楽です。
座った状態で右手で筆記やマウスを長時間操作していると、もともと姿勢が良い人でも、どうしても体の右側に体重が乗ってしまうと思います。
これを時々左手に切り替えられるので、体にかかる負担が少なくなったように感じます。あくまで主観ですが。
あと絵に関しては、右手よりのアイデアというか、想像力は働きやすくなった気がします。
これはよく言われる右脳左脳の話よりは、いつもと違う動作をするのでいわゆる「手癖」が使えず、意識てに手を動かさなければいけないからだと思っています。
まだ左手では仕事で納品できるレベルの絵はかけないのですが、ラフならある程度かけるので、作業のスタートはスムーズになったと思います。
これはCGの作業でも同様です。
あとは、片手に何かを持っている時に、別の動作をしたくなった時、いちいち持っているものを置く必要がないのが便利です。
例えば、ペンタブ絵を描いてる時に、コーヒーを飲んだり、マウスを操作したりを、ペンをいちいち置かずにできるので動作の繋がりが途切れなくなります。
歯磨きしながら文章を書いたりできるのも良いです。
行儀は悪いですが、食事中に文章を書いたりもできます。
とかですかね。
まあぶっちゃけ、かかる時間のわりにそこまでメリットはないと思います。
左手でできる変化は少しずつですし、劇的に日常が便利になることもないです。
左手も使えることを自慢しようにも、リモートワークではどうにもなりません。
見せる機会がなければ話題にもなりません。
ただ、先ほどの絵のアイデア出しの話のように、無意識でやっていた行動を意識的にやることになるので、いつもやっていることを振り返ることに繋がり、改善する機会が生まれることはあるかもしれません。
両利きの困るところ
どちらの手を使うか迷うこと、でしょうか。
これはまあ予測できたことなのですが、選択肢が増えると迷いに繋がります。
文字を書くとにどっちの手で書こうか、と考える時間ができてしまったりして、それが無駄に感じることはあります。
なので包丁やハサミなど、怪我をするかもしれない道具の操作は左手では練習してないです。
そこまでペンの操作に比べれば、そこまで複雑な動きではないのでおそらくできると思うのですが、上記の理由で動作中に迷いが生じると怪我に繋がる危険があるのでやっていないです。
そもそも日常であまりやらないことをわざわざ利き手と逆でやる必要はないかなーということで
両利きになるためにかかる時間
毎日どれくらい時間をかけられるかによりますが、、日常的な動作であれば、ちゃんと毎日練習すれば1年くらいでなれるような気はします。
自分は5年かかったと言ってますが、それは2020年まではほとんど練習の時間を取っていなかったからです。
箸や文字の練習は自分もここ1年で練習したものなので、まあ1年やればだいたい使えるようになるかなと思っています。
これはもちろん仕事や学業に影響が出ない範囲での練習です。
本気でそれだけをやれば、おそらく数ヶ月で使えるようになる気がします。
自分の場合の絵やCGのように、仕事に関係する動作の場合は、より精密な動きが求められるのでもうちょっと時間がかかるとは思います。
初心者におすすめの練習法:マウスを使う
初心者におすすめなのは、左手でマウスを使う、です。
自分がかなり参考にしたこちらのサイト「両利きマスターズ」でもマウスを使った練習が紹介されております。
といいうか僕がやった練習はだいたい上記のサイトに載っています(解散)。
マウスがおすすめな理由は、操作がわりと簡単で適度に日常で使う機会があるからです。
箸や文字は難易度がかなり高いので、やってみるとわかりますが、相当だるいです。
いきなり箸や文字を使う練習をすれば効果は高いのですが、相当なストレスと、動作にかかる時間が増えてしまいます。
マウスはカーソルの移動を移動させ、クリックするというシンプルな動作なので、今すぐやっても割とできます。
もちろんいつもより時間はかかると思いますが、そこまで大変ではないはずです。
一般的なPC操作であれば、精密な動きは要求されないのと、PCの操作はいうてもキーボードの方が長いと思うので、使用頻度も適度ですみ、ストレスも少ないと思います。
ただCADやCGなど専門的なPC操作をする場合は、結構マウスの練習をしないとキツイです。
自分も最初はネットの検索やファイルの操作のみを左手で行い、CGのモデリングなどの細かい動きが必要な時は、右手でマウスを操作していました。
簡単なマウス操作が左手でできるだけでも結構デスクワークは楽になるので、これは割とおすすめです。
自分は1ヶ月くらいで慣れました。
コツはマウスの移動とクリックの間を意識的に分けてやることです。
利き手の感覚だと、マウスを移動させたら間髪入れずに正確にクリックできると思うのですが、同じ感覚でそうしようとするとうまくいきません。
まずはゆっくり操作することが大事です。
特にクリックは慣れていないとクリック時にマウスが動いてしまい、狙った位置がクリックできなことが頻繁におきます。
これは練習するしかないです。
フォルダやファイルなどの操作はファイルをアイコンの表示にしているとクリックの難易度が下がります。
仕事にも使える細かいマウスの操作をできるようになりたい方は、上記の基本操作を覚えた後に練習するのが良いと思います。
左手を使うことに固執して業務に支障が出たらまずので注意です。
細かいマウス操作はそれはそれで練習するしかないので、これは仕事以外の時間にやるしかないです。
僕の場合は趣味のCG制作で練習しました。
今はCG作業はマウス操作は全て左手できるようになりました。
建築の設計士の方の中には業務効率化のためにCADを左手で操作される方がいると聴いたことがあるので、マウスもガッツリ仕事で使えるレベルになると楽ではあると思います。
言い忘れてましたが、マウスは両手で使えるものを選ぶようにしましょう。
こういう↓利き手に合わせて作られたマウスは、手にフィットしてとても使いやすいのですが、左右で持ち変えることができません。
かと言って左手専用のマウスにしてしまうと今度は右手で使えなくなってしまいます。
なので自分はこんな感じの↓丸い左右対称の形のマウスを使っています。
ショートカットキーなどのボタンがないタイプですが、特に不便に思ったことはないです。
マウスの左クリックと右クリックの設定も自分は右手の設定のまま左手でも使っています。
理由はさほどと同様、すぐ右手に持ち替えて使えるようにしておきたいからです。
左手で歯を磨く
ここからは自分がやった誰得な練習法を紹介していきます。
まずは左手で歯磨きする、です。
これはそんなに難易度が高くなかったです。
自分が電動歯ブラシを使っているからかもしれませんが、歯ブラシを移動させるだけなのでこれも1ヶ月くらいですぐに慣れました。
マウスと比べて難しいところは、肘の動きが少し入ってくることです。
下の歯を磨く時はいいのですが、上の奥歯などを磨く時は少し肘を浮かせたり、逆に体に近づけたりする動きが必要になります。
マウスは肘の動きは最小限なので、そこに関しては少し難しいかもです。
左手で箸を使う
これは去年から始めました。
今は(右手と比べて)ほぼ違和感なく使えるようになったと思います。
昔は左手で箸を使うのが行儀が悪い、など言われたそうですが、気にせず練習しました。
箸は使えるようになると左手の感覚が鋭くなりますが、かなり難易度高めです。
なので、まずはマウスが使えるようになってから挑戦するのが良いかと思います。
利き手でも箸を使うのが苦手な人も多いぐらいですし。
自分も何回か挑戦して挫折した経験があります。
理由としては下記のようなものがあります。
1)食べたいのにうまく食べられないストレス
2)近くに人がいる場合は、他の人の目が気になる
3)食べ物の形の種類が多い
4)そもそも箸の操作が複雑
特に2)は意外と厄介です。人と一緒に食事している時に左手で悪戦苦闘していると「何してんだこの人」となります。
まずは家で弁当を食べる時などに練習するのがいいと思います。
自分的におすすめの手順としては
①まずスプーン・フォークを使えるようになる
②箸を使うのに慣れる
③綺麗に箸を使えるようにする
いきなり箸を使うのは難易度が高いです。
練習時間をしっかり作れば別ですが、忙しい中わざわざ練習時間を取れない人がほとんどだと思います。
なのでどうやって今の生活スタイルに無理なく取り入れるかが大事です。
①ですが、スプーンとフォークは端に比べれば比較的簡単に使えます。
しかも使用頻度が適度に減るので、ストレスなく継続しやすいです。
自分はカレーが好きなのですが、はじめの頃はカレーを食べる時だけ、左手でスプーンを使うようにしてました。
あとはサラダを食べる時などにフォークを使うのも良いです。
スプーンとフォークが使えるようになったら次に②です。
箸に慣れていきましょう。
いきなり右手と同じレベルで、箸を綺麗な持ち方で、バッテンにならないように、など意識すると挫折します。
なので自分はまず見様見真似で1〜2ヶ月くらい箸を使い、慣れていきました。
はじめは綺麗な持ち方や食べ方を意識しすぎず、とりあえずストレスなく食事ができるようになることを目標に進めました。
ポテチを食べる時なども箸を使うようにしてました。
しばらくすると箸を使うのに慣れてくると思います。
最後に③です。
(ある程度)綺麗な持ち方ができるようにしていきます。
ぶっちゃけ右手も含めてそこまで箸が綺麗なのか自信はないですが、まあパッと見おかしくないレベルでは使えます。
左手の箸の持ち方の矯正ですが、自分は「左手用のしつけ箸」を使いました。
昔は左利きは右手に矯正されてしまうことが多かったらしいですが、今は左利きのまま直さないことが増えてるようなので
左手用のしつけ箸が存在してます。ありがたいですね。
箸自体に慣れた状態で、これを使ってさらに1ヶ月くらい訓練すれば、割といい感じで使えるように自分はなりました。
左手で字を書く
箸の練習と並行して文字を書く練習をしました。
習得難易度は箸と同等レベルかと思います。
文字の方が種類は多いですが、日常動作での動きは箸よりもシンプルです。
書道などは別ですが。
ただ箸よりも指先の細かい操作が必要になるので、そこはちょっと違いますね。
練習の仕方も箸よりも簡単です。
ひたすら文字を書くだけです。
自分は文字の練習帳を二冊買ってきて練習しました。
普通にノートなどに練習してもいいのですが、せっかくなら綺麗に書けるようになりたいのと、こなす物量が明確な方がモチベーションにつながると思ってそうしました。
まだそこまで綺麗ではないですが、右手はもっと汚いのでご容赦を汗
本来の本の趣旨と違う使い方をしてしまい、著者の方にはちょっと申し訳ないのですが、、、
ただおかげで、右手より左手の時の方が字が綺麗になりました。
右手書くと無意識に書いてしまうので、自分しか読めない時になります…
二冊で合わせて3〜4ヶ月くらいでやりました。
もともと日本語の文字は右手で書くように設計されてるっぽい(線が左から右に流れることが多い)ので、左手だと少し書きづらいです。
線は「引く」が基本なのに、左手で書くと「押す」動作が多くなってしまいます。がこれも慣れですね。
それから日々のメモや、宅配便などのサイン、郵送物の宛名など、文章を書く機会を見つけて左手で文字を書くように心がけました。
文字は種類が多いので繰り返し練習が必要ですが、箸違ってどこでも練習できますので、最初のストレスを乗り越えてしまえばあとは自然にうまくなっていくと思います。
余談ですが、右手で文章を書くのと左手で書くのは感覚的にかなり違いました。
左手で書くときは、心の中で文章が読みにくくなるというか。
左脳は文章を考えるのが得意で、右脳は映像を考えるのが得意、とよく言われたりしますが、自分は割と迷信だと思っていました。
実体験からするとあながち間違っていはいないのかもと思いました。
左手で絵を描く
ここからは(も?)趣味の領域です。
左手でチョコチョコ絵を描いてました。
絵は文字よりも形が決まっていない+長い線を引けるので、左手で描くと観点だけなら、文字よりの難易度は低いと思います。
そして楽しいです。
文字を描くよりも先に左手で絵を描くのはいいかもしれません。
いずれも晩酌中に左手で描いたものです。
*ちなみに一番右は、僕の好きなYoutuberのひげおやじさんです!
配信を見ながら描いてました。
実は左手でも絵が描きたいというのは、フリーになってからかなり思っていた野望でした。
なんというか説明が難しいのですが、左手の方が全体を見ながら絵を描けるので、個人的にいい線が引けるなーと。
なので数年前から模写などはちょこちょこやってました。
「脳の右側で描け」という有名な本がありますが、確か左手で描くことが紹介されていたようないなかったような?
仕事のレベルではまだラフとアイデア出し、簡単なテクスチャ制作ぐらいにしか使えるレベルではないのですが、これからもコツコツ練習していきます。
ちなみに個人的に左手で絵を描くデメリット?として描いてる時に心が静かになる、というのがあります。
右手で描くときは「こうしよう、ああしよう」と色々思うのですが、左手で描いてる時はあんまり出てきません。
その代わり描いてる最中に不安になったりすることは少ないです。
あとはやはり精密な動作や、単純な動作の繰り返しは右手に比べるとまだまだ下手です。
ハッチングのような同じ動きの繰り返しや、綺麗な色塗りは難しい…
逆に一発で描くペン画などは結構左手の方がいい感じに描けます。
右手だと失敗を気にしすぎてしまうところが、左手だとなんか気にならなくなりました。
普段絵を描かない方でも模写やクロッキー などはやってみると楽しいので、左手の練習のついでに絵を描いてみるのもいいかもです。
クロッキー なら「Line of Action」というサイトがおすすめです!
動物、人物、風景などの写真を一定間隔で表示してくれるサイトです。
左手でペン回し
これは(これも)完全に趣味の領域です。
そんなんやってどうするん?と思われるかもしれませんが、自分ペン回しが割と好きです。
右手ではしょっちゅうやってるので、これを左手でもやりたい、ついでに左手の練習にもなる!
ということではじめました
一応右手でできる2種類のペン回しは、左手でもできるようにしました。
動画がないので、どんなペン回しか見せられずすみません。
まだ3回に1回くらい失敗します。
もともとうまくない右手を参考に練習してるので、左手の方もそんなにうまくないです。
もうちょっと滑らかに回せるようになりたいと思います。
左手で指を鳴らす
めちゃ非生産的ですが、これは訓練法としては結構おすすめです。
いつでもできるし、割と楽しいからです。
もともと右手で指をならせない人は、真似する対象がないので難しいかもですが、右でできる人はすぐできると思います。お風呂とかで暇だと思うので、練習してみるといいと思います。
自分は右手と同様、中指と薬指を使って鳴らせるようにしました。
右手を参考にする以外に特にコツはないのですが、右手の同じ大きさの音が鳴らせるようになると良いと思います。
左手の筋力を少し強めるトレーニングになります。
左手を訓練する上で、感覚的な部分以外に単純な筋力不足を感じることがよくあります。
例えば上記の指を鳴らす練習でも、右手を同じ大きさの音を出そうとすると、最初は手が痛くなると思います。
これは文字を書くときとかも起きます。
手が痛くなったら休憩するようにしてみてください。
というか、左手で指を鳴らせてもなんの生産性もないので、楽しめる範囲で続けるのが良いと思います。
今回紹介する練習はこれで最後です。
細かいことではもっと色々やったのですが、キリがないのでこの辺にしておきます。
左手ではできない(やらない)こと
投げる動作は左手ではできません。
理由としては日常でほとんど使わないので、訓練するモチベーションが沸かないということ。
もう一つの理由は、投げる動作は単に利き手の問題だけではなく、足の位置や目線の向きなど、全身の動きを全て逆にしないといけないからです。
利き手の判定の中には投げる動作も含まれているようなので、やりたい気持ちがないわけではないのですが…
いや多分やりたくないです。
だって日常で使わないんだもん。
右でもやらない動作を左でやる必要はないかなーということで、投げる動作は自分には不要ということにしました。
他にできない動作としては、途中でも紹介した包丁などの刃物系です。
趣味で危険を伴う動作をわざわざする必要はないので、そういうのは大人しく右手でやってます。
おわりに
長文で、めちゃくちゃ奇妙な練習法を紹介してしまいました。
日々の練習時間は短いとはいえ、何年かかけてやってきたことなので、つい長くなりました。
ここまで読んでる人はほとんどいないと思うのですが、もし読んでくださった方は興味がある練習法があれば試してみるのも良いかもしれません。
両利きになる練習をしていることを人に話すと、だいたい「なぜそんな無意味なことを?暇なの?」という感じのリアクションをされます。
その通りでなんですが、まあ基本僕は人生は自己満足だと思っておりますので、そんなもんだろうと思っています。
あとゲームと一緒で自分の成長が実感できるので楽しいは楽しいです。
書き忘れましたが、利き手で不便な思いをしているのは左利きの人の方だと思います。
改札口、マウス、文字、ボールペン、各種ソフトウェアのUIなどなど、きほん世の中のプロダクトのUIは右利き仕様です。
なので両利きになるメリットは
「右手→左手」よりも「左手→右手」
の方が大きいかもしれません。
時間さえかければ本当に、誰でもできるようになるので、ちょっとした趣味でゆるゆる続けてみるといいかもしれません。
参考図書