絵描き必見!自動色塗りAI「Style2Paints v4」がすごいレベルになってる!

いやー

 

いよいよ新しい時代に来ましたね

自動色塗りAI「Stlye2Paints v4」がすごいです

 

 

僕も試しに塗ってみました。↓

このクオリティ、すごくないですか?

 

高原
高原

完全に俺より上手い

 

というわけでざっくり使い方を説明します

 

Youtubeでも使い方を解説しました!こちらも参考にしていただけれと思います↓

【自動色塗りAI】Style2Paintsを使った絵の描き方 [Digital Painting Process Photoshop]

 

Style2Paintsv4は下記のリンクから使えます!

開発者か誰かがサーバーを立ててくれたっぽいっす

 

*現状はまだサービスになってないので、本来は自分で動作環境を用意してソースコードをビルドしないといけないみたい

<Style2Paints v4>

 

みんながありがたい!

 

【2019/1/23追記】上記のリンクから試すことができていたのがStyle2Paintsですが、なんと現在なんとサーバーがとまっちゃってます!

 

高原
高原

めっちゃアクセスきてたっぽいからなー(白目)

 

過負荷による一時的なサーバーのダウンであってほしいです

俺は復旧を願ってるよ

 

というわけで、もしこれからも安定して使いたい人は、Githubからコードをダウンロードして、ローカル環境でビルドするのがいいかもです

 

メンドクサイ…!

 

下記の記事で、Style2paintsv4のローカル環境への導入方法を解説してくれてます

参考にしてみてください

 

python server.py | 三毛猫様の部屋
※動いたよ版はこちら昨日の記事の続き。style2paintsのローカル環境への導入を頑...

 

高原
高原

これだけ便利なものが使えないのは人類にとって損でしかない…!

 

頼むから、有料でも全然いいから、ちゃんとしたサービスか、ソフトにしてくれ!

月額5000円くらいなら払うよ

 

悔しいので僕も次回使いたいときに導入を試してみたいと思います

 

*追記おわり

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超簡単な使い方

 

下記のリンクから使うことができます。

<Style2Paints v4>

 

 

これが上記のリンクにアクセスしたときの画面です。

 

使い方としては、左側の画面のサンプルのイラストから色の構成を選びます

次に画面の右下のファイルアップロードのボタンをクリックし、自分の線画やスケッチなどを選択してサーバーにアップロードします。自分でサーバーを立てることもできるようです。

 

今回はこの前描いた僕の部屋のスケッチを試しに使ってみました。

それがこちらです。↓

 

アップロードするとすぐに自動でペイントが進みます。

 

すでにイイ感じですね!

まだ1枚を塗るのに3分から5分ほどかかるかもしれません。

PC のスペックやインターネットの回線の速度にも依存するようなので、まだまだスピードが若干遅れるようですが、こちらは時間の問題で高速化していくと思います

 

左側で色の構成を変えられます。

さらにいくつかペイントの見た目を調整できるフィルターのようなものが付いているようです。こちらは、左上の四角格子の格子をクリックした状態。線画を残したスケッチのような状態の色塗りになりやや暗い絵になります

 

次にその右側のパレットマークをクリックするとペイントソフトで塗ったような絵になります

紫色なのでちょっとあれですが、こちらも色を合わせれば十分使えそうですね

 

さらにその右側のライトのボタンをクリックすると全体的に陰影がついた CG のような立体的な見た目になることができます

 

 

これもすごい!右側でライトの強さや向きまで調整できるみたいです!!

 

さらにペイントした画像を保存するときに、色のみのパスや特定のチャンネルのパスを選択して保存できるようです。これもうレンダラーやろ。。。

 

事前に着彩し、色のみパスを選んだのがこちら↓

どうですか?すごくいい感じじゃないですか?

これをベースの色として、上からディテールを描いたりして調整すればかなり良くなりそうです

この色のバランスを僕が手で選択するのはかなり難しそうです。

 

他の自動色塗りソフトについて

 

こういう自動色塗りの開発は色々あるようで、いくつか使ってみてはいたんですが、そのときはまだまだ実用レベルには遠いなという印象でした

他の自動色塗り AI としては

 

PaintChainer

アイビスペイントのアプリに搭載されていた機能

 

などがありますが、どれもまだまだふわふわした曖昧な印象でした。

 

今までの自動色塗りは、キャラクターの、しかも女の子の顔の絵しか塗れないというような印象でした。

一色一色かなり細かく色を色を指定しないと人物以外の色は塗れませんでしたし、陰影や光などの表現もものすごく弱かった。

 

とにかく女の子だけ塗れるようにした、という印象で、とても背景や1枚絵には使えそうもなかったです。

上記のPaintChainerを使った時は、

 

高原
高原

実用可能なレベルまであと5年ぐらいはかかるかな

 

と思っていたところ、こちらの Style2Paints v4を発見しました。

これに関しては、細かく調整しなくても、ほぼ一発でそこそこいい感じの絵になるなというような印象があります

これは来年中には、色塗りのかなりの部分を自動でできるようになるんじゃないかなという気がしてきました。

 

僕のような色の感覚が弱い人間には、こちらの自動色塗りを使って使った方が、最初の段階の着彩としては十分実用可能なレベルかなという風に思いました。

この色塗りをベースに上からペイントオーバーしてクオリティを上げて行ったりするという描き方が今後一般的になっていくかもしれません。

 

 

 

 

 

これから先どんどん絵描きがやる仕事も少なくなっていくかもしれません

 

が、個人的にはこういう技術を使って、個人レベルでもアニメーションや色を塗った絵がたくさん作れるようになるので、もっと面白いものが作れるようになるんじゃないかなと楽観的に捉えています。

 

技術の進歩に怯えるのではなく、うまくそれらを使ってより良いものを作っていけたらいいなと

 

そんなふうに考えていました

 

ぜひ使ってみてください

 

 

色塗りの参考になる本

「スコット・ロバートソンのHow to Render : アイデアを明確に伝える 光と影、反射の描き方」

 

 

「カラー&ライト、リアリズムのための色彩と光の描き方

 

他の記事まとめ

 

こちらの記事にも使い方や感想がまとめられています

 

チュートリアルは下記から見ることができます