描くときの姿勢で意識していること
みなさんお疲れ様です。
高原です。
今日はですね、絵を描く姿勢についてお話ししたいと思います。
結構ですね、絵を描く時だけじゃなくて、何か作業する時とか何かする時の姿勢って重要だなっと今日改めて思ったんですよね。
なんていうか、姿勢だけじゃなくて自分が作業している時の環境であったりとかそういったものはかなりやっぱり影響してくるかなっというふうに思ったんですよね。
今日家で作業してたんですけど、今週の土日は三連休だったんですけどあんまり作業が進まなかったんですよね。
なんかそういうことって定期的に来るんですけど。
なんとかしてこれを改善できないかなっと今考えていて。
やっぱり家でやるときの何かこう環境とか姿勢とか、何かその辺の部分が、自分の精神状態とかに影響を及ぼしているのではないかということを考えて、いろいろ調べてみているんですが。
そこでね、改めてやっぱりその姿勢とかは物理的に変えられるものじゃないですか。
メンタル的なところとか性格とかってなかなか意識の中だけで変えるのって難しんですけど。
例えば、緊張している時に緊張しないようにっていうふうに心の中でやるのってすごく難しいんですけど、例えば顔を上げて、顎を引いて、背筋を伸ばしてみたいな感じでやると物理的に変えることができるんで、明確にものを何かを変えることができるんですよね。
そういう感じで、姿勢とか自分の体の動きとか環境とか、そっちに目を向けて自分の行動を改善するっていうのはいいかなっと改めて思ったので、もう一度自分の普段やっている姿勢とかについてここで考えてみたいなっと思います。
まずですね、最初のチャプターでは一般的に今まで僕が、一般的にっていうか今まで僕が重要だなっと思ってきたことを話します。
まずはですね、描く時に紙から距離をとるっていうのが重要かなと思います。
紙から距離をとるっていうのは、そうですね、あんまり顔を近づけすぎない。
体と顔を近づけすぎずに描くっていうことはすごく言われると思うんですけど。
その理由は、いくつかありまして、全体が見えるようになるっていうのがありますよね。
紙から顔を、体を遠ざけた方が紙の全体が見えるんで、細かい所に意識がいかなくなるんで崩れにくいというメリットもあるんですけど。
他にもいろいろがあって、肩が凝りにくいっていうのもありますよね。
紙に顔を近づけると、頭が体よりも、肩よりも前に出てきやすいんですよね。
頭がかなり前に出やすいっていうのがあるんで、そうするとやっぱり肩が凝りやすいですよね。
これはキャンバスの角度っていうのも影響してきて、例えばA4ぐらいの紙に描く時って机の上に置いて描くじゃないですか。
そうすると結構体とか顔を近づけてしまいやすいんですが、液晶ペンタブレットとかで描いている人とかって、結構キャンバスを立てて描いている人がいるんですよね。
もしくは油絵とかデッサンとかの時って結構キャンバスを立てるじゃないですか。
そうすると、背筋を伸ばすことができて、しかも紙から体の距離を取りやすいんですよね。
紙から距離を取りやすいんで、全体が見えやすくなるプラス頭が体の重心の位置の真上にくるんで、頭のバランスがすごくよくなるんですよね。
自分の頭を支えやすくなるんで、そうすると肩が凝りにくくなるんですよ。
なので、もし液タブとかで描いている人がいたら、でもおっきいタブレットの場合なんですよね。
13インチの場合だとあんまり立てて描いてもそんなに変わんないかもしんないですね。
でも、油絵とかやってきて、今絵の具っぽい表現とかも得意な人だったらキャンバスを立ててみるっていうのはいいかもしれないですね。
あと、今までキャンバスを立てて描いたことがなかった人は、壁に紙を貼ってみたりして描いてみると、すごくバランスがとりやすかったりして、しかも疲れにくかったりもするんでそういうことも試してみるといいかなと思います。
背筋を伸ばして描くっていうのもすごく大事ですね。
ただこの、座って描く時に、座って描くだけじゃなくて、座って作業する時に、背筋を伸ばすってこれものすごく難しくって。
僕、結構うまい人の描いている姿をよく観察するんですけど。
背筋伸ばして描いてる人いないですね。
結構疲れやすそうな姿勢で描いていたりするんですけど。
なんであんまり上手い下手とは関係ないのかもしれないですけど。
ただやっぱり自分にとってストレスがかかりにくい姿勢とか、集中力が発揮されやすい姿勢で描いた方が絶対いいと思うんで。
できるんなら背筋を伸ばした方がいいと思いますね。
背筋を伸ばすというより頭の位置が大事なんですよね。
頭の位置を自分の重心というか、お腹とか腰のあたりの真上にもってくるっていうことが大事だと思うんですよね。
そうするとやっぱり一部分にだけ負担がかからないんで。
やっぱり頭を体の真上にもっていくっていうのが、背筋を伸ばす意味だと思うんですけど。
そうすると紙に対して体が斜めになるんで、紙の上で描くのが、紙が歪むんですよね。
紙が歪む?
なんて言うかな、斜めから見た状態になるんで、パースがついちゃうんですよ。紙の上に。
なんでみんな紙の上に体を覆いかぶせるような感じで描いてしまうんですけど。
そうすると、肩が凝ったりとか全体が見えなくなってしまうんで、それを防ぐ方法として紙を立てて描くとか壁に描くとか、液タブの人は液タブの角度を変えたりとかして描くというのはいいかなと思います。
板タブで描いている人は、これも板タブのメリットだと思うんですけど、板タブだと結構背筋を伸ばしてタブレットを近づけられるんで、割と姿勢を正して描きやすいかなっと思います。
板タブだと。
最近僕も液タブをやめて板タブで作業しているんですけど、かなり作業が楽になった感じがしますね。
っていうか、板タブも板タブの置く位置を体から遠おざけない方がいいと思いますね。
板タブが置いている位置が、机に置いているとして、体から遠い位置に置くと、必然的に肩とか顔が前に出ますよね。
そうすると、肩が凝りやすいプラスやっぱりめちゃくちゃ疲れるし、ストロークもしにくいと思うんで。
板タブは体に近づけて、モニターもある程度体に近づけるというか見やすい位置、見やすい高さにして、モニターをのぞき込むような姿勢にならないように気を付けるといいかもしれないですね。
例えば、モニターの位置が低いとすると、頭をこう下げないといけないじゃないですか。
そうすると、頭を下げてこうモニターをのぞき込むような感じになるとかなり疲れやすくなります。
特に板タブの場合は描いているポイントと見ているポイントが違うんで、特にそうなりやすいですね。
だからそのモニターの位置と板タブの位置と、それぞれのものと体の位置をうまくバランスよく自分の身長とかを考えて配置すると疲れにくいんで、集中して長時間の作業にも耐えらるかなと思います。
その他意識していることとしては、背筋伸ばすってのができればいいですけど、僕もできていないんで。
すげー難しいっすよね、これ。
宮崎駿とか吉成曜さんとかめゃくちゃ上手い人たちもなんかすごい姿勢悪い描き方をしてたんであんまり関係ないのかなと思ったりもするんですが。
なるべくなら姿勢をよくして描いた方がいいと思うんで。
あとはなんですかね。うーん。
両手を近づけた方がいいっていうのはありますね。
これは結構あんまり意識していない人がいるんですけど。
これドラゴン桜かなんかに書いてあったことで。
勉強する時の姿勢で一番集中しやすいのは、手が指先が、指先に神経が集まっていんで、指先を見ているポイントに集中させる、両手をこう添えるような感じで勉強すると集中できるよというようなことが書いてあったんですけど。
それは僕もその通りだなっと思っていて。
例えば、ショートカットキー、デジタルで描く時にショートカットキーをキーボードで打つじゃないですか。
そのキーボードがあんまりこう体から遠い位置にあると、左手だけ変な方向に向いているんですよ。
これはかなり集中力がそがれやすいなっと思います。
なんで、キーボードを体の近くに置く、手前において板タブの真下に置くとか、もしくは左手キーボード、ゲーミングキーボードみたいなのを購入してそれを近くに置いたりして、なるべく紙に書いている時とかと近い感覚で描くようにすると集中力発揮されやすいと思います。
これはCGやっている人も同じことを言ってて。
なんかキーボードの位置が遠いと集中しにくいんだよね、みたいなこととかを言っている人がいました。
なんでね、マウスとかキーボードがあんまり遠くにならないようにして、場合によっちゃあCGをやっている方でも、ペンタブとかをなるべくたくさん使ったりする方がもしかしたら集中しやすいかもしれないですね。
あとはですね、コーヒーを右手に置かないこと。
コーヒーを右手に置くとコーヒーをこぼす確率がめちゃくちゃ高くなるんで。
だいたいみんな右手でマウスを取った時にぶつけてコーヒーをこぼすんで。
コーヒーを右手側に置かない。
もしくはマウス左手で使うっていうのがいいかなと思います。
僕、マウス左手で使っています。
マウス左手で使うと、ペンタブのペンとマウスを持ち変える時間もなくなるんで、結構早くなりますね。
そんな感じですかね。
集中できる姿勢は人によって違うらしい
つづいてですね、集中できる姿勢は人によって違うらしいというような話をしたいなと思います。
そもそも、この姿勢とか作業環境について今日考えたのは、今週末あんまり集中できなかったっというか、だらだらして過ごしてしまったのでそれについてもう一回考えたことがきっかけなんですけど。
ちょうどそれで、メンタリストDaiGoさんの動画を見ていたんですけど、そのDaiGoさんによると集中できる姿勢とかって人によって違くって、クリエイティビティが高い人はその自分がどういう状態の時に集中できるかとかアイディアが出てくるとか、そういうことを体験的に知っている、知ってそれを再現するようにしてるらしいんですよね。
なるほどっと思って。
DaiGoさんの動画だと、自分がどういう時に集中したとか、どういう状態の時にパフォーマンス発揮できたかというその状態を記録したりしておいて、またあまりうまくいかなかったときとか、あんまり身が入らなかったときの状態のことも考えておいて、それをうまく自分が集中しやすい環境を作ると、もしくは集中しやすい姿勢とかを作るっていうようなことが大事なんだっていうようなことを動画で話していました。
それで、自分の昔のこととかをいろいろ思い返してみて、どういった時に自分集中していたかなと思っていろいろ試してみたら、どうも椅子を座っている時に僕はあんまり集中力が発揮されにくいらしく、らしくっていうかそういうことを思いました。
僕もともと小さい時にすごく工作とかそういうことが好きで、工作とかをいっぱいしてたんですよ。
ま、ゴミみたいなものをいっぱい作ってたんですけど。
ま、そん時の影響で今こういう感じの物を作る仕事をしているんですが。
そん時のことを思い返してみたら、やっぱり床で作ってたんですよね。
床にものをこうばっと散らばさせて、はさみとかペンとかもそこにあって、その床に座って作業してたなって思ったんですよね。
え、絵を描いている時は椅子に座っている時よりも、どうも立っている時に最大限の集中力が発揮されているような気がして、そのことを思ったのは、大学で僕建築のデザインやっていたんですけど、そこで図面を引く授業があって、製図室みたいなところでみんな作業しているんですけど、その製図室の中で締め切りがせまってくるとみんなもうものすごい集中しいるわけですよ。そん時の集中している時に、立って描いている人と座って描いている人で結構ばっきり分かれるんですよ。
僕は立ってる方だったんですね。
っていうことを思い出して。
その製図の授業を一日中やってたんですよ。
午前中ぐらいは最初座って描いているんですけど、だんだんだんだん熱が入ってくるといつの間にか、気が付くと立って作業しているってことがあったのをなぜかふと思い出して。
そういえばそうだなって思ったんですよね。
もしかしたら俺、立って作業した方が集中力発揮されるんじゃないかなっというふうに思ったんですよね。
そしてすぐね、スタンドデスクを注文しました、Amazonで。
大体四万ぐらいのやつを注文して、あとデスクの周りの必要になりそうなものとかも注文して大体五万ぐらい。一気に注文しました。
これでね、少しでも作業効率があがるんだったら全然安いもんなんで。
その辺の作業の環境とか、道具とかに関しては僕は全然金に糸目をつけないっていうか。
ちょっと高いツールとかでも、それ買うことでね、スピードが例えば一時間速くなるとかだったら全然何万でも出した方がいいと思うんで。
そんな感じですぐスタンドデスクを買いました。
上手くいくかどうかはわからないんですけど。
上手くいかなかったら座ってやればいいと思うんで。
結構その自分がどういう状況の時に集中してたかっていうことを考えるっていうのは結構面白いなっと思ったんですよね。
で、思い返してみると僕はなぜかめちゃくちゃ集中してると席を立ちたくなるということがあったなっとふと思い出してですね。
さっきの製図の話もそうなんですけど、でも仕事中も実はそうで。
めちゃくちゃ調子がいい時は、なんかウロチョロしちゃいたくなるんですよね。
歩きたくなるんですよ。
席を立ちたくなるんですけど。
これを知り合いに言うと全然共感されなくてですね。
それはお前集中してないんだよっていうふうに言われたりするんですけど。
それは僕今まで深く考えてこなかったんですけど、もしかしたら立ってやっている時にやっぱ最大限の集中力が発揮されているんじゃないかなっというふうに仮説を立ててですね、ちょっとこれから1か月ぐらいスタンドデスクを使っって仕事をしてみようかなっと思っています。
あと、やっぱりさっきの姿勢の話でいくと、背筋を伸ばせっていう話をしたんですけど、やっぱり座っている時よりも立っている時の方がどちらかといえば頭の位置がやっぱり安定しやすいと思うんですよ。
僕も立つとやっぱり猫背になっちゃいやすいんですけど、それでも座っている時よりはね、マシな感じで、マシな姿勢になりますし。
あとは、足が結構自由になるんで、椅子に座っている時よりもかなり血流がよくなるっていう話を、そのDaiGoさんの動画でもしてたんで結構期待できるかなっと思って今楽しみにしております。
ま、これを聞いてくださっている方で、今まで漠然と椅子に座って作業してたりとか、昔からずっと使っている机とか椅子とかで作業していた人は、一度それを見直してみて。
で外部にいた時の、他の環境にいた時の自分の集中力とかと比較して、もっといいやり方があるんじゃないかということを考えてみるといいかもしれないなっと思いました。
特にそういうのってやっぱり、さっきも話したんですけど、物理的に変えられるものなんで、意識とか精神とか性格とかそういうのとかかと全然違うじゃないですか。
もう変えれば変わるわけですよ。
なんで、そういうのはねどんどん変えていった方がいいかなっと思います。
僕の仕事仲間でバランスボールに座って作業している人がいますね。
よくそれで集中できますねみたいなことを言うんですけど。
確かに、でも背筋はすごい伸びてるんですよね。
たぶんすごい疲れにくいんじゃないかなっと思いますね。
あと寄っかかれないんで眠くもならないと思うんですよね。
かなりだからもしかしたらバランスボールで作業するっていうのは、もしかしたらいいのかもしれないので、そのうちやってみたいなと思います。
もしみなさんの中で、こんな感じの環境とか姿勢とかで作業するといいですよっていうような、自分なりの方法だったりお勧めのやり方とかがあったらぜひ共有していただけると嬉しいです。
おわりに
みなさんいかがでしたでしょうか。
今回はですね、絵を描く時の姿勢というような話をしてみました。
姿勢っていうよりね、環境の話になってしまった感じはするんですが、この辺はやっぱり変えていけるところだと思うんで、どんどん変えいったほうがいいかなっと思いました。
別に今回の話に限らずなんですけど、何かうまくいかないことが起きた時に、自分が悪いっというふうに思うんじゃなくて、自分のやり方が悪いというふうに考えるといいのかなと僕は思っています。
やっぱりね、自分というのはやっぱり変えれないものだと僕は思ってるんですよ。
変えられないし変わる必要もない。
だって、変わんなくてもうまくいく時はうまくいくし、うまくいかない時はうまくいかないじゃないですか。
だから変えたところでそれは結局、性格とかって別にうまくいくパターンとうまくいかないパターンが結局発生しちゃうんで。
万能な性格っていうのはないわけですよ。
ポジティブネガティブにしてもそうなんで。
だから、別にポジティブな人がネガティブになる必要はないし、ネガティブな人がポジティブになる必要は別にないんですよ。
ポジティブネガティブの話でいけばね。
そうじゃなくて、ネガティブな人はネガティブなままで勝てる方法を考えるわけです。ポジティブな人は例えば慢心しないような方法を考えるっていうのが大事なのかなって思うんですよね。
何年か前に「ノーゲームノーライフ」っていうアニメがあって、それ僕まあまあ好きだったんですけど、その主人公の空君っていう人が言ってたことが僕と全く同じ考えだなっと思っていて。
その空君が言うには、空を飛びたいと思った時に、今の自分の背中に翼を生やしてくるんじゃなくて、翼が生えていない自分でも空が飛べる方法を考えろというようなことを言ってた気がするんですよね。
要するに、自分を変えるんじゃなくて手段を変えるんだというような話をしてて、それは全くその通りだなって思うんですよね。
やっぱり自分を変えようとすると、やっぱりその自分が変えられなかった時に自分が悪いってなっちゃうじゃないですか。
そうじゃなくて、その時その時で必要な手段を選べなかっただけであって、自分そのものは悪くないんだっていうような発想にしてた方が、精神状態は安定するかなっと思います。
なんでね、みなさんもし何かうまくいかないことがあったら、自分が駄目だっていうふうに思わずにね、駄目な自分でもうまくいく方法を考えたり、そもそも駄目じゃないんだというような発想で、うまくいく時はうまくいくし、うまくいかない時はうまくいかないから、駄目な自分でもうまくいきやすい状態にするための手段を考えるというようなことをやってみるといいかなと思います。
あとは、手段と環境が結構重要なものだと思うんで、そういうところを変えていくと物事っていうのはうまく進みやすいのかなっと思いました。
では、今回はこの辺で失礼したいと思います。
高原さと