【Voicy文字起こし】絵をSNSに投稿するのが怖い・人に見せるのが怖い

*この記事はvoicyの#10絵を見せるのが怖いを参考に書かれています。

怖すぎてネットに投稿するなんて無理

 

こんにちは、高原さとです。

 

 

高原
高原

今回は、10回目の放送になります、早いですね

 

 

 

今日は、割とよくありそうな悩みを持ってきました。

 

 

人に絵を見せるのが怖い、っていう悩みですね。

 

描いた絵とか作ったものとかを人に見せるのが怖い、怖いから見せらない、というような悩みについて考えていきたいなと思います。

これは非常に話題になりやすいと言うか。

 

Twitterでもこの前流れてきていて、下手でも見せるべきだ、みたいな

 

それでも批判されたりとか、才能ないよ、とか言われちゃうと、心が折れてしまって描くをのやめちゃうかもしれないから、自分が楽しければいいから見せる必要なんてないんだよ、みたいな意見もあったりとかして、ここはかなり面白いなと思って、勝手に出番を作って話しております。

 

今回取り上げるのが二つあって、ネットに投稿する、というのがまず一つ。

と、あとは対人で、実際その目の前にいる人に向けてその自分が作ったものとか自分が描いた絵をその人に見せる、というこの二つですね。

 

どっちも違うのかな。

どっちも怖いのは間違いないと思います。

それについて考えていきたいと思います。

 

ここはひとつ、結構大きなハードルになると思っていて、何か作ったり、何か描いたりして、それを人に見せられるかどうか、というのは、もしかしたらかなりでかいハードなんじゃないかなと思って。

 

ここができるかできないかで、明暗を分けるというか、その技術がうまくなるか、

 

もそうですし、お金になるかどうかとか、その先、何か作ったものが伸びていくかどうか、みたいなところにも影響してくるので、ここは大事だなと自分で意識して考えております。

 

自分も同じような悩みを描き始めた時に、今でも時々そういう風に思うので、その対処法とかを話したいなと思います。

 

見せないことのデメリット 

 

まず人に見せた方がいいか見せない方がいいか、という話をしていきたいと

思うんです

 

 

高原
高原

結論から言うと僕は見せた方がいいと思います

 

 

作ったものはやっぱり人と共有すべきだと思うし、良い物にしても悪い物にしても、共有したほうがいいと思うんですよね、自分にとっても相手にとっても

 

悪いものは悪いものとして世に出した方がいいんですよ

 

それは僕もすごく思っていて、良い作品を出してくれる人はもちろんありがたいんですけど、下手なものとか、失敗したものとかを臆さずにちゃんと自分がやりました、と言って外に出してくれる人はすごくありがたいんですよね

 

なぜなら、それを見ると自分がその失敗を回避できるし、こんなに上手い人でも失敗してた時期とか、下手だった時期があるんだっていうので安心できますよね。

 

他の人も参考になるんですよ。

何か作ったら必ず出した方がいいです。

 

発信したり、人に見せたりしたほうがいいと思うんですよ。

 

なんですけど、そう言ってもできない人できないんですよね。

禁煙セラピー方式みたいな感じにしてみましょうか。

 

まず、発信しないこと、人に描いた物を見せないデメリットを考えて、次に人にそれ(描いた物)を見せる方法とか具体的な方法を次に言って、最後に人に見せるとこんないいことがあるよ、というような三段論法みたいな感じでいってみましょうか。

 

まず、人に見せないとどんなデメリットがあるか、というと、発見とかが少なくなりますよね。

 

自分が間違っているところとかに気づけなかったりしがちですね。

 

もちろん見せて、もらった意見とか、受けた反応とかが100パーセント合っているわけじゃないんですよ。

 

むしろ99%間違っていますね、僕の感覚では。

自分の中に取り入れられることは少ないんですけど。

ネット、特に誹謗中傷とかもすごく多いし。適当に言ってる人もすごく多いんですけど、それでもいろんな意見をもらったりとかすることで、客観的に見えるんですよね。

 

なかなか自分の作品とか客観的に見る事って難しくて、どうしても思い入れがあるじゃないですか。

そこで、思い入れがあるからこそ見せるのが怖いんだと思うよね。

 

そこで批判されたりするのが怖い、というのはすごく分かるんですけど、そこで見せないと良くないところとかにも気づけないし、逆に良かったところにも気づけないんですよね。

 

自分がダメだと思っていても、見せたり、ネットに上げたりしてみると意外と良い反応をもらったりするんですよ。

 

そうすると、自分は全然ダメだ、と思ってこれはもうお蔵入りしようと。

下手だから、こんなのも見せたら恥ずかしくてとても見せられないとか思ってるかもしれないですけど、もしかしたらそれで喜ぶ人とかいるかもしれないんですよ、というかいるんですよ、結構。

一人でも褒めてくれたりする人がいたら、出した方がいいじゃないか。

 

だって、描いた絵をフォルダーに入れたままにしたら誰も見ないですよ。

自分もやがて忘れるじゃないですか。

 

全然無駄なんですけど、それを出せば、良い部分にも悪い部分にも気づけるんですよ、という意味で発信していくべきかな、と思います。

 

どういう形で人に見せたらいいのか具体的な方法を考えてみると、ピンポイントで見せる時と不特定多数に見せる時っていうのを分けるといいと思いますね。

 

不特定多数に見てるって言うのはネットに上げるのもそうだし、素人とか家族とかにも片っ端から見せて、これどう思う、みたいな感じで見せて行って、みんな何て言うかな、というサンプルとして集めていくっていうのがありますね。

 

これはたくさんの意見を集めることができるんで、より客観的な評価が得やすいと言うか、ネットに上げるのが一番簡単ですね、ボタンポチッと押すだけだし。

 

ただネットの場合、意見がもらえないとか何の反応がない、というところまでは分かるんですけど、どこがダメなのかということを指摘してくれる暇な人がたまにいるんですけど、的外れなことも多いので、反応がないか反応がいいか、のどっちかになりがちなんですけど、人によりますけどリアクションもらえますね。

 

相手の時間もとってしまう代わりにリアクションももらえるので。

 

あとは、対面で話すので相手が抱いている感覚とかをしっかり自分も受け取れるので、例えばさっきの話って言ったら、全然良くない絵の時は露骨に良くない感じになったりとか、微妙な顔をするというか、ふーん、それがどうした、みたいな感じの顔をされたりとか。

 

逆にすごくいい時は、めっちゃ大喜びしてくれるんですよね。

 

すごい、みたいな感じで喜んでくれたりとか、天才だね、と言ってくる人もたまにいるんですけど。

そういうのは、ネットに上げて文字で書かれただけだと、その辺の感動はちょっと味わえないかなと思うんで。

 

人に見せる、というのと、ネットにあげる、というのは両方やったらいいかなと思います。

今のは、特に絵を描いてない人に対して意見をもらう時ですね。

 

この意見は単に反応を集める、という意味では良いんですけど、具体的に自分がそこからどう修正していくとか、どこが悪かったとかの改善点を見つけるための意見としては適さない場合が多いです。

 

というか適さないですね、聞かない方がいいです。

 

素人とかネットに上げた時に返ってくるような意見は基本的には役に立たないので。

 

良い印象を持ったのか悪い印象を持ったのか、という反応以外は役に立たないですね。

 

もっとこうした方がいいよ、と言ってくる奴がいるんですけど。それはもうガンスルーして、この人は私の絵はあまり好きじゃなかったんだな、というのでそこ止めて大丈夫です。

そこでいろんな人の意見を聞いてしまうと潰れちゃうんで、そこは絶対に止めたほうがいいですね。

相手を喜ばせられた、うれしいとか、がっかりさせちゃったな、悲しいとかそんなレベルで大丈夫ですね、何か作っていない人たちに見せる時は。

 

具体的な改善を求める時はピンポイントで、プロの人に聞いた方がいいと思います。

相談する相手を間違ってる、というのは本当によくあるんですよね。

 

ネットで何か意見とかを求めて、それを真に受けてる人とか本当に多いんですよね。

 

そういう場合は、さらにたくさんの意見を集めればできると思うんですけど、掲示板とかにアドバイスとか求めてる人とかは、いっぱい同じ絵を見せて、アドバイスをもらって、その中で体系化して、いい改善方法を見つけるぐらいまでやってたらいいと思うんですけど

 

たまたま来た人に、こうした方がいいよとか、もっとデッサンやりなよとか、もっとこういう練習しなよとか言っているのを真に受けてる人は、ちょっとどうかなと僕は思うんですよね。

 

ではなくて、ズバリ自分がなりたい、こういう絵を描きたい、という人に直接意見を聞いたほうがいいと思います。

 

こういう絵を今描いてるんですけど、みたいな。

お金を払えるんだったらお金払ってください。

それで意見をもらうのが一番いいと思うんで。

 

ネットとかでたくさんの人の意見をもらう時は、できるだけたくさんの意見、サンプルを集める、というためのものですね。

改善案を求めるためのものじゃないので、そこを分けて考えた方がいいと思います。

 

まとめると、見せる方法としては、ピンポイントで相談相手として適したプロの人に聞いたりとか、自分の目標とする人に聞いたり見せたりするのがひとつ。

 

あとはそれだけだと数が集まらないんで、なるべくたくさんの人に見せる。

友人とかネットとかに上げて素人の人にいっぱい見てもらって忌憚なき意見をもらう、という二つがあるかなという風に思います。

 

ちょっと時間がないんで、次のチャプターで見せる人に見せるとどんないいことがあるか、という話をしたいと思います。

 

 見せることのメリット 

 

続いて絵を見せることのメリットについて話そうと思ったんですが、それはさっき既にちょっと話してましたね。

 

一つのメリットとしては、意見を貰える、という事ですよね。

 

ただこれは時に傷つく可能性もあるんで。

 

それに対する対処法は後で話すんですが。

 

ポジティブな意見をもらえる可能性もありますし。大きなメリットとしては、自分が気付けなかったポイントに気づける、ということですね。

 

気付けなかった良い部分とか、気づけなかった悪い部分に気づけるかもしれない、ということと、いろんな人の意見を聞ける、ということは人に見せるメリットかなっていう風に思います。

 

もう一つ、さっきのは僕はメリットと言っておいて個人的にはそこまで重視してない、というか、他の人も今の話を言ってて、人に見せた方が意見がもらえるから発見があるいいよ、みたいなことを言うんですけど

 

その通りだと思いつつそれよりも大きいのが、自分はこういうものをやってます、ということをアピールすることなんですよ。

 

それがすごく大事だなと思っていて、下手だとか関係ないんですよね。

 

プロを目指してますとか、プロですって言っちゃっていいです、何なら。

 

絵を世に出してないと、あなたが物を作っているって事は誰も知らないんですよ

 

誰も知らなかったら、誰もあなたが何かを描くのを待っていてはくれないし、描いた時にそれを見に来てもくれないんですよ。

 

もちろん仕事とかをもらうこともできないし、何かのチャンスに繋がる事ってすごく少なくなってしまうんですよね。

 

せっかく物を作ったら、それでお金稼げと言わないですけど、それをなるべく多くの人に見てもらったりとか、もしくはそれでファンになってもらったりとかして、あなたがそれを作ってるって事多くの人が知ることになりますよね。

 

そうすると結果的にそれが巡り巡って、あの人はああいうものを作ってるんだよ、とかそういう話になって仕事に繋がったりとかするんですよ。

 

人に見せない、自分の中だけで完結してる、というのは無いのと同じ、ではないですよ。

 

作ってる本人の中にはあるんですけど、でも世の中的には作ってないのと同じになるんですよ、見せてないっていうのは。

 

見せた瞬間に初めて作ったっていうことになるんですね

ちょっと厳しい言い方をすると、世の中に出してない人、人に見せてない人は、何も作ってないのとかなり近いところにいますね。

 

だってそれで誰も幸せにしてないし、失敗パターンも出したらそれはそれで誰か幸せになるんですよ。

 

失敗を見て、こいつめちゃくちゃ下手となって笑えたりとかしますもんね。

 

僕も自分のやつを笑ったりとかしてましたし、友達に見せて笑わせたりとかもあるんですけど。

下手とか上手いとか関係なく、世に出せば何らかの価値は見出せるのかなと思います。

 

だけど、下手だとか、自信がないからとか、まだそこまで上手くないからとか、プロだからこれは出したくないとか、そういうことを言って出さないと、もったいないですよね。

 

せっかく作ったものがもったいないし、もったいないというより作ってないと思いますね、見せてないっていうのは。

 

作って人に見せて、それで喜ばせたり、がっかりさせて、また喜んだり、そこで改善点を見つけたり新しい発見をしたりっていうサイクルなんじゃないかなと思うんですよね、何か作ることって。

 

どんどん恐れずに見せていくべきだと思いますね。

見せないのがもう最悪。

0点と思った方がいいですね。

 

提出、その例えがいいですね。

誰かのために物を作ったとするじゃないですか。

 

例えば、誕生日プレゼントとかで何か絵を描いたとするじゃないですか。

それがうまく描けなかったからって何も出さなかったら0じゃないですか、それって。

 

でも下手だったとしても渡せば普通に考えたら喜んでもらえると思います。

 

そのタイミングでうまくできてないから渡すのやめようとか思う人って多いんですよね。

それはもう悲しい、悲しすぎる。

 

クリエイターとして一番悲しいことだと思います。

作った物を人に見せたりしないって。

しかも誰かのために作ったものをその人に渡さないとか見せないっていうのは。

なので何が何でも世に出しましょう、ということですね。

 

今日言いたいのはそれです。

それをやって行けば記録にもなるんですよね。

 

あとから見た時に目をネットに上げること限定なんですけどこれは、ネットじゃなくてもそうか。

人の反応が記録になるんですよ。

 

自分って意外と作ったもの忘れちゃうんですよね。

 

なんですけど人に見せると、この前よりここがいいねとか、この前の方がよかったなぁとか、昔こういうの描いてたよねとか、話してくれたりとか、そうだそうだ描いてたね、そういえば、よく覚えてるね、みたいな話になったりとか。

 

ネットとかだったら記録が残りますもんね、明らかに。

 

遡って行って、すごく下手な時期あったなぁとか、この時は全然誰も見てくれてなかったなとか、そういうのを見れるわけです。

 

あえて、下手な時にこそあの出した方がいい、というのは、これから上手くなった時に、下手なときの絵が残ってた方が、見せてた方が絶対得なんですよ、振れ幅が大きいんで。

 

最初から上手くなった状態で出てきても、もったいないんですよね。

そこまで行く過程で人に見せたりとか、ネットに投稿したりしてれば相当な数のファンがついたはずなんですよ。

 

それをしてなかったせいで、あの人は最初からうまかった人なんだ、となっちゃうんですよ。

そこに行くまでいろいろ紆余曲折があったわけじゃないですか。

 

それを pixiv とか Twitter とかにいっぱい載せておくと、下手だった時期と比較しても楽しめるんですよ。

これが結構面白いんですよね。

 

昔の下手だった時期からコツコツ投稿してくれる人ってすごく少ないんですけど、たまにいるんですよ。

 

それが上手くなる人のパターンだったりもしますね。

 

下手な時から、恥ずかしげもなく、というか上手いと思ってたしてるんだと思うんですけど、どうだ、みたいな感じで出したけど全然反応がないみたいな、下手だねと言われたりとかするんですけどね。

 

それを見て面白かったりするんですよ。

 

僕も pixiv に初めて出した時、0点取ったことありますね、まだ得点性だった時。

今は「いいね」の数じゃないですか。

 

得点性だった時は僕は0点を取ったことありますね。

閲覧数一桁、得点が0点でブクマ0っていうのを取ったことがありますね。

でも今思うと逆に面白くて。

 

逆にすごいじゃないですか。

最初がそこだから、上がるしかないじゃないですか。

 

どうあがいても駄作じゃないですか、最初に出した物って

下手なやつこそ、最低の評価を一回もらっておいた方がいいんですよね、そこからは上がるだけなんで。

 

下手な時出しておかないと、先伸ばしにすればするほど、どんどん怖くなってくるんですよ。

リソースを投入すれば投入するほど。

 

頑張れば頑張るほど愛着が湧いてくるんで、どんどん人に見せるのが怖くなっちゃうんで。

最初の下手な時、誰が見ても下手だし、自分から見ても下手の時に見せておいたほうがいいと思います、そっちの方が楽だと思うんで。

 

自分と作品を切り分け方

 

今日は考えながら喋ってるので、いつもよりゆっくり話してるんですが。

 

人に見せた時に誹謗中傷とか、ディスりというのが飛んでくる可能性は当然考慮しなきゃいけないんで、批判をちゃんと冷静に受け止めるために必要な考え方、というのがあるんで、それをちょっと話そうかなと思います。

 

それはですね、僕以外の人も言ってることなんですけど、自分と自分の作品を切り分けて考える、ということですね。

 

ただ、いつも切り分けてちゃだめなんですよ。

 

作っている間は、自分と作品はもう一心同体、自分が描いている絵の中に乗り移って描くと。

これが俺のすべてだ、というぐらいの気持ちで描いていくわけなんですよ、そうした方が絶対いいものになると思うんで。

 

でも、出来上がったらスッと身を引いて、これはもう俺の副産物だ、別物だからこの作品が傷つけられても自分が別に傷ついたりはしない、というような考え方をするとその作品に対して、例えば、関節がおかしいよ、とか言われたりとか、ここがおかしいとか、コントラストがおかしいとか、もっとこうした方がいいとか、そういう指摘とか批判とかを受けたりとかした時に素直に聞けるんですよね。

 

あぁ、そうかそうか、みたいな感じで聞けるんですけど、人に見せた時に全身全霊で描いたのはいいんですけど、描き終わった後に、これを否定されたら俺の人生おしまいだ、これが俺のすべてだ、みたいな感じで出しちゃうと、あっさり否定されたりすることもよくあるんですよ。

 

気持ちだけが先行しちゃって、あんまり良くなかったみたいね、とか、気合入りすぎちゃって失敗するパターンなんていっぱいあるんで。

 

そういう時に批判を受け入れてみた方が自分にとってメリットがあることもあるんですよね。

ということを考えると難しいんですけど、作品を作ってる間は自分が乗り移ると。

 

一心同体で作っていくのがいいんですけど、出来上がったら別ものだと切り離す

 

できたものと自分は別物だから、描いた絵が何か間違っていたり、おかしかったりすることと、自分が悪いかどうか、とか何の関係もない、という風に考えるといいと思います。

 

そうすると、見せるのも怖くなくなりますね。

あと傷つかない方法、何かあるかな、見せた時に。

 

最初が一番怖いと思うんですよ、人に見せる時に。

一回を見せたことない時とか、初めて描いた絵を人生で初めて人に見せる時とか、一度もネットにあげたことないけど初めて pixiv に投稿してみるとか、その辺が一番怖いと思うんですよね。

 

だいたいそこはいい評価がこないんですよ。

良い反応がもちろん来ないですよ。

 

来ないんですけど、それが続くとどうしてもきついですよね、最初。

早めに良い反応もらえるかどうかが分かれ道かもしれないですね。

 

僕も下手な時に、めちゃくちゃ下手で反応なんか時に一個だけ良いコメントが来た時のことはすごい覚えてますもん。

 

めちゃくちゃ感動しました、と一個だけ書いてあるわけですよ。

すごいですね、これからも頑張ってください、みたいな、ただそれだけ。

社交辞令以外の何物でもない一文が来ただけでもかなりうれしかったりするんで、そういうポジティブな体験を積み重ねていくことが大事かなと思います。

 

それも結局見せてみないと(コメントが)もらえるかどうか分かんないですからね。

 

最初はちょっと怖いですけど、そこは踏み出すしかない、としか言いようがないです。

 

一度もネットに投稿したことないとか、一度も人に見せたことがない人は、そこだけはもう頑張って、良い評価がもらえるまで、良いコメントが貰えたら、そこでまた頑張れると思うんで。

 

他人の評価のために頑張っているのかとか、自分のために描いてるんだから自分が感動できればいいんじゃないか、という風に言うと人もいるんですけど

 

そこまでストイックになれるかというと、そこまで絵にかけてる人ってあんまりないんじゃないかなと思ったりするんですよね。

 

宮崎駿とかそうなのかもしれないですけど、僕ら普通の絵描きはそこまでじゃないじゃないですか。

少なくとも僕はそこまでじゃないです。

 

自分で描いて楽しいのもあるけど、それで人が喜んでくれたりとかしたらもっと嬉しいし、さらにそれで自分も褒められたら自分もそれでさらに嬉しいじゃないですか。

人に見せた方が、間違いなく作る喜び、というのは倍増すると思うんで。

そういう体験を早めに得られるに、得られるためには出すしかない。

 

以外に上手い下手関係なかったりもするんで。

下手でも刺さったりするんですよ。

 

一生懸命描いてたりすると、前にも言ったんですけど、絵って感情を乗せられるのがすごくいいところなんで。

下手だけどそのキャラクターとか、そのモチーフに対してすごく愛をもって描いていたらそれは絶対わかります、それが好きな人、モチーフが好きな人にとっては。

 

動物が好きな人が描いた動物は下手でもすごくいいものになってますよ。

と僕はそういう風に思います。

 

自分がいいと思ったなら、私はこれがいいと思って描いてるんだと思って、堂々と、これでどうだ、という感じで見せて行ったらいいんじゃないかなと思います。

 

たまにいる「下手くそは死ね」とか「才能ないから止めろ」とか、そういう事言ってくる奴はすぐブロックしましょう

 

ネガティブな意見に目がいっちゃいますけど、それよりもポジティブな意見をくれる人がいると、人に見せてよかったなー、と思ったりします。

 

そういう体験を早めにして頂けると、すごく作るのが楽しくなって、また楽になるので。

僕も事実下手ですよ、めちゃくちゃ。

めちゃくちゃ下手だと思われてると思いますし。

でもそれでも上げてますよ。

 

上手い下手は結局相対的なものなので。

だったら、堂々とこれが俺が作ったものだ、とバンッと出して、そういう感じでどんどん世に作った物出してくれる人が増えたらいいなと思っております。

 

そうすると面白いものがどんどん増えていくと思いますし、上手いものしか出せないんだったら、上手い奴しか絵は描くなと、上手い奴しか同人誌出すなと、文章上手い奴しか小説書かないとか、技術がある奴しか物を作らなくなったらそれはもう全然面白くもなんともないですよ。

 

上手いやつしか出さなくなったらその中で結局下手な人って生まれてくるんで。

作ったものはどんどん出して、反応無かったら落ち込んで、というのが物づくりの醍醐味なのかなって思うんで、自分の中だけで完結してしまわないでほしいなっていう話でした、今日は。

 

ちょっとまとまりない話になってしまって申し訳ないんですが、何かの参考になれば美味しいです。

こういった絵に関する精神的な悩みを抱えている人はすごく多いです。

 

思い悩んだ人がいたら是非是非コメントなどいただければお答えしたいと思いますので、お気軽にコメントいただければと思います。

 

絵って孤独な作業なので、描いてる時は。

絵だけはなくて何か作ってる時って絶対一人ですよ、これはもうしょうがないです。

 

作ってる時は一人なんで、作り終わったらそれは共有して、祝杯なのかはわからないですけども、下手だったら、下手でめちゃくちゃ下手だな、ハハハ、と笑って楽しみましょう。

 

そんな感じで楽しく続けていきましょう、という風に僕は思っております。

 

では今日はこの辺で

 

高原さと

 

 

*この記事はvoicyの#10絵を見せるのが怖いを参考に書かれています。

その他のVoicy記事

これから絵を描きたい人に伝えたいこと

フリーのイラストレーターの起こし仕事のついて(ゲスト:池田さん)