絵が下手なのが原因で仕事を失った人を僕は知らない
皆さんお疲れ様です
高原さと(@ART_takahara)です
今日は、仕事のトラブルは人コミュニケーションが原因なのではっていう話をしたいんですけど。
絵の仕事を始める前は、絵っていう技術的なものを武器にしてやる仕事ですから、絵の技術が一番大事なことで、絵が上手ければそれで万事OKだという風に思ってたんですよね。
今思えば全然ありえないんですけど
実際仕事始めてみて、絵が下手で問題になるっていう事って本当に少なくて、どっちかって言うと人間関係のトラブルが多かったんですよ。
コミュニケーション上のトラブルだったりとか、そういうコミュニケーションであって技術力ではないんですよね。
その時の感情だったりとかそういうものなんですよ。
そして悪い評判っては結構聞こえてくるんですよね
フリーランスの人と話す機会も多いので他の会社のこととか色々聞こえてくるんです
やっぱりそこで挙がってくる問題点、不平不満て、技術力とか能力に対してじゃなかったです
それよりも、
あいつは先輩に対する態度が悪い
とか、「言葉遣いがなってない」
とか
俺の仕事を断って他の会社の仕事をやりやがったみたいな
とか
そういうのばっかりなんですよ、本当に
前は仕事のトラブルは、クオリティや技術の問題が原因なのかなーって思ってました
でもそれって意外と少ないみたい
というのは、プロとしてお金をもらっているレベルに達してる人って
力量に差はありつつも、みんなやっぱり上手い
やっぱりお金をもらうからにはちゃんと力量があるんで、そこまで酷いものにはならないんですね。
その中でたまにすごく上手い人ってなもちろんいますけど
例え要求した絵のレベルに満たなかったものを出したとしても、それで2度と頼まない、とかそういう事にはなりにくいんですよ。
一発アウトになる原因っていうのは、連絡の取り方だったりとか、仕事頼んだんだけど全然連絡返さずに、まったく音沙汰がなくてどっか行っちゃう、とか
そういうことが多かったりするんですよ。
あとは、権利ばっかり主張するとか
頼まれたことをあまりしっかり取り組まずに
私がやりたいのはそれじゃないんです
といって仕事しないとか
頼まれたことをやりつつそういう要求するんだったらいいと思うんですけど
ちゃんとそこをこなさないうちに他の事やりたい、みたいなことを要求しちゃったりとか、そういうことが多いんですよね。
要はコミュニケーションとか人間関係とか原因だなって思いました
嫌われる勇気という本にも、全ての悩みは人間関係である、って書いてありました
本当にその通りだなって思うんですよね
能力に問題があるなら、どこが悪いとか、どこどこがおかしいんだよとか
技術的に問題があった場合は、それは指摘をすれば、時間の問題で直すことができるし、キチっと指摘すれば済む話なんですよ。
問題が起きるのはそれ自体じゃなくて
例えば、普通に改善点を指摘すればいいのに「何でそんなこともできないの?」って言っちゃうとか
そういう伝え方の話
そういうところだったりするんですよ
メールを返さない、ちゃんとお礼を言わない、ミスをしたのに謝罪をしない
そんな当たり前のことじゃないですか
でも、それをしなかったがために仕事がな無くなるって言う事がやっぱり多いっぽいんで
技術的なところは、時間が経てば伸ばす事ってできるんですよ
それはライアンドエラーを繰り返していけば、時間の問題で伸ばせる
だけど、人間性の部分だったりとか、コミニケーションの取り方っていうのは問題があるまま気づかずに、蓄積してしまって関係が崩れていく,,,
みたいな事って結構あるんだなっていう風に。
自分自身もそういう失敗があったんで。
自分の伝え方が悪かったせいで、自分の仕事自体には問題がなかったの、変に自分がデメリットを負っちゃったりとか、評価が下がったりとかっていうのはあったんです。
会社側の話でも、あの会社は言った事を後からひっくり返してきたとか、高圧的だとか
やっぱり人とのつながりとのトラブルっていうところで、会社同士での問題が起きやすかったんですよ。
僕が前やっていた仕事では、クライアントさんが一度言ったことを後から変えてきたり、急に仕様を変えてきたりとか
確認のチェックに出したのに、何週間も返事が返ってこない、、、
と思ったら、仕様と全然違うことを要求してきた
とか
仕事ってのは人と人がやってることなので、仕事の問題ってもおのずと人と人の間で起きるものなんだなーと思います
きっと、これは能力が低くても気を付けられるところだと思うんで
仕事はまだ上手くできなくても、基本的なコミュニケーションとか、人間関係の方では減点されないように
僕は、昔の自分を振り返って、そういう風に思っておりますね
嫌われないためには当たり前のことをすればいいだけ、なのだが…
人間関係のトラブルって、どっかで嫌われてしまい、それで仕事が来なくなる
そういうことだと思うんですよね
あいつがむかつくとか、言葉遣いが気に食わないとか、女の人ばっかり贔屓してる
みたいなとかいうことだったりとか。
そういうところで嫌われてしまう
感情の問題で仕事が無くなってしまうことが多いと思いました。
それを避けるには、当たり前のことをしていけばいい、というだけになっちゃうんですよね。
フリーランスにしても会社員にしても、ちゃんとしたポジションで仕事してる人、信頼されてる人って、もちろん技術的にも上手いっていうのも、もちろんあるんですけど、
それだけじゃなくて、やっぱり仕事のコミュニケーションの取り方がちゃんとしてる
きちんと、お願いする時は
「お願いします」
とか
「ありがとうございます」
とか
すみませんでした
とか
あとはちゃんと連絡は返すとか
分かんなかったら質問するとか、 そういうことなんです
そんなレベルのことできないやついんのかって僕は思ってたんですけど、できてない人はできてません
僕もできてないことがあります
つい、お礼言うの忘れちゃったりとか、謝るの忘れちゃったりとか、連絡するの忘れちゃったりとか
恐いのは、意外と指摘されなかったら気づかなかったりするんで
でも、実際の仕事って、指摘してくれるとも限りなかったりするんですよ。
会社員だったら指摘してくれる事って多いと思うんですけど、
フリーランスのアーティストとかデザイナーだと、指摘されずに、
あ、こいつダメだな
って思われて、スッと切られちゃうんですよ。
なぜか仕事来なくなる、みたいな感じになっちゃったりすると思うんで
そこは、そんな難しいことでもないと思うんで、自分自身で直して、気をつけておくっていうことがやっぱり大事かなと思うんですよね
本当にここは、簡単なとこなんだけど難しいところだなっていう風に思うところではありますね。
話が戻っちゃうんですけど、前に僕が、やっぱり上手いのが一番大事だって、もちろん上手いのも大事なんですけど、思ってた時に、
すごく上手いフリーランスのCGのモデリングアーティストの人に、聞いたんですよね
やっぱり、上手いから、仕事来るんですよね?
みたいなことを聞いたんですよ。
そしたらその人は、
必ずしも上手い必要ないですよ
みたいなこと言ってたんですよ
それよりも、自分のどこが技術的に良くないのかとか、そういうことをきちんと相手と共有できてるということが大事なんだ、っていう風に言ってて。
例えば、最初の一発目に見せたものははいいんだけど、
この人の場合は、その後追加で要求を出してきた時に、あんまり粘ってくれないっていうような特徴がある人もいれば、
最初はあんまりよくないけど、粘り強くクオリティーを上げてくれるっていうタイプだったりとか。
それってその人の特性なんですよ
そういうところはちゃんと共有できていれば、それを知った上で、仕事を発注する側は発注できるんで
この人は一発目のクオリティが一番いい状態だから、その後はあんまりごちゃごちゃ言っても伸びてこないなとか
そういうことを分かっていれば発注側も発注しやすいんだ、っていう風に言っていましたね
きちんと人間性とか、技術もそうだし、その人がどういう性格なのかっていうのを共有してあれば、それが分かった上で仕事を出すことができる
一部下手な部分があっても、そのヘタの部分を頼まなければいいだけなんで
その人が得意なところに、きちんと発注してあげればいいだけだから、必ずしもめちゃくちゃうまい必要はないんだ
っていっても、その人はめちゃくちゃ上手い人でしたけどね、トータル的に見て。
だから少し疑ってはいたんですけど
でも、その人は技術だけじゃなくて、コミュニケーションの取り方とかもすごいうまいかった
全く嫌われようのない人だったんですね。
好かれるって言うのもなかなか難しいと思うんで、好かれないまでも、嫌われないっていうことが大事かなと思います。
嫌われるってか、面倒くさい人だと思われないようにするっていうことが、仕事上でトラブルを避けるためには重要かなと思います。
本当に技術は関係ねぇなって思うんですよね。
もちろん、主張すべきとこは主張していいと思います
覚悟を持って、きちんと言うべきことは毅然とした態度で言うっていうのは必要です
でもそうじゃないとこで、どうでもいいとこで減点されるのもすごいもったいないと思うんで
きちんと連絡返したりとか、ありがとうって言ったりとか、謝ったりとかするっていうことはやっていくべきかなと思いました
はい、今日の話はそんな感じになります
ではまた~
高原さと