【メンタルヘルス】失敗やマイナスの感情との向き合い方

*この記事は高原のVoicy「◼︎208枚 失敗やマイナスの感情との向き合い方
」を参考に書かれています。

感情は止められないけど、対処法は変えられる

 

皆さんお疲れ様です!

 

 

高原
高原

高原さと(@ART_takahara)です!

 

今日は『マイナスの感情との向き合い方』というお話をしたいと思います。

 

マイナスの感情っていうのは色々ありますよね。

 

怒ったりとか、悲しいとか、がっかりしたとか。

 

僕の場合は、悲しいってことがすごく多いです。

 

怒るって事はほとんどないですね。

 

僕が何でこの話をしようかと思ったかって言うと、昨日から今日にかけて仕事で失敗がありました。

どういう失敗かって言うと、お金の付け方、値段の付け方に関してです。

 

新しく仕事の依頼が来て、その仕事に対して「見積もりを出してくれ」って言われたんですけど、僕の見積もりの話、前もVoicyで喋ったと思います。

 

見積もりの出し方について、

僕は仕事の依頼が来たときはまず

 

  1. 概要メールを頂いて
  2. その後打ち合わせに実際に行って、どういう仕事なのかってことをお聞きして
  3. そこでスケジュールとかを見て
  4. じゃあ見積もりを出しますね

 

っていう感じです

まあ、だからいつもはメールで見積もりを出しています。

 

でもその時は、その場で聞かれたんですよね。

「いくら欲しいですか」って聞かれて。

 

僕はね、ついビビってしまって・・・

1か月いくら欲しいですか」

って聞かれてちょっと安い金額を言ってしまったんですよね。

 

安いっていうのは、その方、そこの会社さんとは何回か仕事したことがあったんですよ。

で、前回と同じ単価を言ったんですね僕は。

 

『言ってしまった』んですね。

 

そのあと家に帰って思い出したら

『最近そういえばちょっと値段を高くした』ってことを忘れていたというか、

その場の雰囲気でついその前の古い単価を言ってしまって、

言ってしまったことを僕は後から思い出してですね・・・

 

それで見積もりを今の新しい単価の、高くした方の単価で見積もりを改めて送ったんですね。

 

そうすると、向こうと条件が合わなくなってしまって・・・これはもう僕が悪いです。

 

最初に「いくら欲しいですか」って聞かれて、そこで言った金額で向こうは考えているんで、そこからしかも、それは『いつもと同じ値段だった』ということになれば当然、それで問題ないと先方は思ったわけですよ。

 

でも僕は後から金額を上げようとしたもんだから、向こうがちょっとバタバタし初めて・・・

ちょっとなんか契約内容を調整しようみたいな話になって。

 

それで僕は雲行きが怪しくなってきたんで、

「今回は前回と同じ金額で大丈夫です」

という風にしました。

 

最初に言った金額でお受けすることにしたんですよね。

 

僕はそこですごくうんざりしまして・・・

その自分の器の小ささにと言うか、そこで何かビビッてしまうのが。

 

そのお金をとるって事に対してやっぱりまだちょっとビビってるんですよね。

 

なかなかイケハヤさんみたいにいかなくて、

自分自身の活動とか行為に値段をつけられる人、つけ慣れてる人

ってそんなにいないと思うんですよね。

 

ただ、僕は金額の多い少ないっていうのに僕が落ち込んでいるのではなくて。

僕が落ち込んだのは、

『その場の雰囲気に流されてしまった自分』

にちょっと落ち込みましたね。

 

お前は低レベルだな、まだそんなところにいたのか。

と思ってちょっとがっかりしましたね。

 

しかもそれで、僕は個人ですけど、そのやり取りをしている相手は会社さんですから、

会社って何か一つ行為をするたびにお金がかかるんですよね。

 

だから僕が余計なことを言ったせいで、結構面倒なお金・無駄なお金がかかったなと。

メール1本打つのだって、その会社の中の人とか、

人件費が高い人だと 1時間で数万円 とかかかりますよね。

 

だからメール1本打つにもまあまあコストかかるわけですよ。

 

それなのに何回もやり取りを発生させたということで・・・

それがなんかこう始めから

『ビシッと毅然とした態度』

でいれば余計なコストがかからずに済んだな、ということを思ってがっかりしましたね。

 

前置きが長かったんですけど、今回のお話は

自分ががっかりした時とか悲しい時に、僕が最近やっている事は

『自分の感情を客観視する』

って言うことを結構やっているお話です。

 

僕は他人に対して悲しくなる事とか怒る事ってのはあんまりなくて、

むしろ自分の能力が足りないせいで何か問題が起きた時とかに、

自分自身にがっかりすることが多いです。

 

そういう時に僕が最近やっている事は、

『自分の感情を客観視する』

って言うことを結構やってます。

 

自己啓発セミナーとかで、

自分の人生を変えよう とか

自分の価値観を変える とか

新しい自分になろう みたいな

新しい人生を とか

そういう風なキャッチフレーズで言ってたりすることはあると思うんですけど、

『変えられる自分』

『変えられない自分』

っていうのがいると思っています。

 

僕は、

『変えられない自分』

っていうのは、ものの感じ方とかは変えられないんじゃないかなと思っています。

 

感じ方っていうのは例えば、

転んだ時に足を擦りむいて痛い とか

何か失敗した時に悲しい とか

殴られた時に起こる怒りの感情 とか

湧き上がってくる感情

ってのは、これは止めようがないんですね。

 

悲しい時に悲しく感じないようにするのは無理だし、

美味しい時に美味しく感じないようにするのは無理なんですよね。

 

それは感じちゃうものなので。

 

そこは変えられないですよ。

 

だから悲しんでる時に悪いパターンとして、

マイナスの感情が出てきた時にそれを抑え込もう

 

とすると悪循環になりますね。

 

抑えられないから、むしろその逆で増幅していきます。

 

『変えられる自分』

っていうのは、

悲しい とか

湧き上がってきた感情 とか

ムカつく とか

疲れた とか

痛い とか

そういう感情と感覚は止められない。

 

止められないんですけど、それに対して

『自分がどう対処するか』

って、その自分の行為の方は変えられるんですよ。

 

あと自分の発想とかも変えられますね。

 

痛い時に泣くのか、怒るのか、それとも走り回るのか、お風呂に入るのか、とか

何かその辺は変えられるじゃないですか。

 

で悲しい時とかにも、涙を流すのか、それとも叫ぶのか、うずくまるのか、とか

色々自分のその対処の仕方で変えられるんですよね。その感情は止められなくても。

 

で、そのマイナスの感情を処理するコツとして、僕が思ってるのは

その感情が出てきた時に、

『俺は今悲しんでるなぁ』

と、そういう風に客観視するってのが結構大事だと思ってます。

 

痛い時は痛いなあという風に、なんかそれを眺める感じで自分の感情と感覚を捉えると

比較的早くマイナスの感情が消えると思っています。

 

この辺はマインドフルネスっていう瞑想のやり方を勉強するとちょっと書いてあるんで分かると思います。

 

自分の中から湧き上がってくるその感情とか、情動っていうものは抑えられないんだけど、

それとどう向き合うかっていうとこは変えられるから、そこをあるががままに受け入れるっていうのがマインドフルネスの考え方なんですよね。

 

そういう意識で自分自身の湧き上がってきた感情を客観視すると結構マイナスの感情は処理しやすいです。

 

で、感情に蓋をしようとするのと同じぐらい悪いと思ってることが、

『その感情に身を任せてしまう』

っていうのもあまり良くないと思っています。

 

悲しい時に「泣きたい時は泣けばいい」とか言いますけど、それはむしろそのマイナスの感情が増幅すると思っていて、

だから押さえつけるのもよくないし、逆にそこに身をまかせて怒ってる時に怒り狂って殴りかかったりとかすると、

かえってその感情が結構増幅しちゃうと思うので、そこは感情に身を任せずに冷静に客観視するのがいいと思っています。

 

失敗をどう捉えるか

ここまでの話は、

『マイナスの感情が湧いてきた時にはどう対処するか』

っていう結構メンタルの話だったと思うんですけど、次は失敗の話をちょっとしたいと思います。

失敗をどう捉えるかっていうことですよね。

 

で、僕は自分が失敗した時に、落ち込んだり、ネガティブになったり、といったそのネガティブな感情に対してはさっき言ったように、

横に置いといて蓋をするわけでもなく

身を任せるわけでもなく

マイナスの感情を横に置いといて、

「悲しいなぁ痛いなぁ苦しいなぁ」

という風に思っているのがいいと思います。

 

言い忘れたんですけど結構悪いパターンとしては、

その落ち込んでる時に

『落ち込むな!』

って自分に言い聞かせる

 

これはよくないパターンだと思います。

 

そうすると逆に落ち込みますね。

 

落ち込んじゃいけないはずなのに、

落ち込んでる自分 というのにさらに落ち込むので、

落ち込んでる時に『落ち込むな!』って言い聞かせるのは駄目です良くないですね。

 

悪い方に行きますよ。

 

暑い時に「暑くない暑くない」って思い込もうとするのも逆に暑くなるんで逆効果ですね。

 

ということで暑いときは暑いなぁと、悲しい時は悲しいなぁっていうのが一番楽ですね。

 

ていうのがさっきの話。

 

で、もう一個。

失敗が起きた時にその解釈ですよね。

 

感情はしょうがない。出てくる感情はしょうがないけど、

それはどういうものだったのか という

意味があったのか とか

そういう

『解釈』

は、もう起きた後に自分で変えられますよね。

 

この失敗を『どう捉えるか』で、次に自分のとる行動が変わってくると思っています。

 

僕は失敗に対する対処は、比較的ポジティブに捉えられる方だと思っていますね。

 

どういう風に失敗を捉えるかって言うと、

例えばさっきのあの見積もりの話だと、自分が要求通りにきちんと伝え、最初から金額を伝えていれば余計なコストが掛からなかった、ということがあります。

 

そこで僕が思ったのは、

『この失敗は遅かれ早かれ起きる失敗だったな』

というふうに僕は解釈しました。

 

その物に値段をつけたりとか、自分の商品もしくは自分の仕事に値段をつけていく

っていうのは、この先事業をやっていく上で避けて通れないから、そういう事を長いスパンで考えた時に、

『フリーランスになってから早いうちにそういう失敗を経験できた』

っていう方がむしろプラスなんじゃないか

という風に解釈することができます。

 

で、むしろここで、人生に地雷ってのがいくつかあるとして、その地雷を

『いずれ踏むんだったら先に踏んどいた方がいい』

ってのが僕の考えなんですね。

 

前に、

自分が望んだことはいずれ絶対にやらないといけないから、さっさと望みを叶えないと同じところで苦しむことになるよ、その望みというかその後悔をずっと引きずるからさっさと失敗して後悔した方がいい

みたいな話をしたと思います。私が会社辞めようかどうか悩んでるみたいな話で。

 

その話と同じで、何か自分が過ちを犯した時に、

この失敗は遅かれ早かれいずれ起きることだったんだから、それを今やれたのはベストなんだ、このタイミングでやれたってのがベストだった

という風に思う

『解釈』

ですね。

 

そういう風に『解釈』すると結構気持ちが楽になる気がしますね。

 

そうすると自然と「次は失敗しないだろう」っていう風に思うじゃないですか。

失敗しないためにはどうすればいいか、っていう風に考えると思うんで。

 

僕の場合はそういう風に解釈することにしていますね。

 

ただこれは、さっきも言ったように解釈の仕方で、感情とは別なんで。

 

だからと言ってショックなものショックだし、悲しい時は悲しいと思いますね。

 

ただこの解釈を変えると、次の自分の行動とかが描いて行けるんで、そうすれば人生いい方向に進んでいくと思っています。

 

で、まぁ失敗は必ず起きると、先に失敗しといた方がいいと言いながら、

2回連続失敗した時はどうすればいいか

と言うと、

2回連続失敗しないと分からない事だった』

で、いいと思いますね。

 

1回で分かるとも限らないんですよ。

 

同じ失敗を2回繰り返すなって言うけど、そもそも1回でそんな全て理解できるわけないじゃないですか。

 

簡単な問題だったら、例えば学校の勉強でも、三角関数が一発で理解できたっていうことはなかなかないと思うんですよ。

 

何回も間違えてから理解すると思うんですね。

 

そうすると、『先にたくさん間違いができた』という風に思う方がむしろラッキーだったと、

失敗に気付かずに先に進むより、先に失敗した方がラッキーだった

と。

 

後は良くなっていくだけだね

っていう風に思うことですかね。

 

まあ失敗は必ず起きますよ。

 

失敗するかもと思ったことはいずれ失敗するんですよね。

 

・・・っていう風にね、これはあれですよ。マーフィーの法則ですよ。

 

不都合生じる可能性があるものはいつか必ず不都合を生じる。

 

いつか必ず不都合を生じるんだったらさっさと不都合を生じてくれた方が、対処法を先に考えておけるから。

 

長いスパンで見た時に、後の問題全部に対処できるから。

 

そうするとやっぱ先に失敗しておくのがベストだよね

 

ということでございました。

 

はい

今回はこんな感じです

 

ではではまた

 

高原さと

 

*この記事は高原のVoicy「◼︎208枚 失敗やマイナスの感情との向き合い方
」を参考に書かれています。

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