個人開発を通して学びたい技術を勉強する

*制作中の脱出ゲームのスクショ↑

作りながら勉強する

今日は、個人開発を通して技術を勉強するという話をしたいと思います。

僕は今日も午前中に3時間ほど個人で作成しているゲームアプリを開発していました。


僕が個人の活動の中で期待している事は、それを通して自分の中にどのようなプラスがあるかということです。

作成したアプリがヒットして売れれば一番ですが、それは確率的には相当低いと思っています。

個人開発に関して言うと、一番自分が嬉しいのはそれを通して新しい技術を勉強できることがあると思っています。

つまり開発しながら勉強するということです。

実際の仕事で、全くやったことのない技術を1から勉強するチャンスはそんなにないと思っています。

僕の場合以前は、映像の会社にいました。

そこではコンセプトアートという映像やイメージを作成、デザインするといった絵を描く仕事をしていました。

そういった仕事をしていると、すでに行っている仕事の延長上でなにかするということになりがちだと思います。

だけど個人でなにか作るとなると、作るものがまずベースにあり、そこから勉強しなければいけないことがいろいろと発生してきます。

僕の場合プログラミングを始めたり、Unityを始めたり、他にはドット絵を始めたり、アニメーションを始めたり、色々勉強できる機会を得られました。

今では3Dでゲームを作成しているので3Dをするといった、そのような新しいことを勉強できるチャンスになると思っています。

そういうことを個人開発を通して、モノを作成しながら勉強できるということが、僕はすごくメリットなのかなと思っています。

やっとBlenderはじめました


なにか勉強するときに、やろうやろうと思いつつ全然てがつけらないということが僕にはあります。

Blenderというフリーの高機能な3DCGソフトがあり、これを僕は大学生のときからちょこちょこ勉強しようと思っていました。

ですが、インストールしては、全然取り組まずに放置し、を5年くらい繰り返していました。

会社員時代も何回も3Dを勉強しようと思ってやらないということを繰り返していました。

それをようやく、今年に入って個人開発を始めたことによりちゃんと触るようになりました。

なぜ今までできていなかった勉強ができるようになったかというと、個人でゲームを作り始めたからです。

なにか作るものがあると、すごく手を動かしやすいというか、勉強がしやすいです。


何を作ったらいいかわからない状態だと、本を買ってきて読んだりしてソフトの使い方を覚えたりしますが、やっぱりそれだと覚えられません。作るものがないからです。

モノを作るツールなのでモノを作りながら覚えなければいけないということは、自分で分かっています。

3Dのソフトにしても、Unityにしてもなにか作るためのソフトなので、作らないと覚えないということは、仕事しているから僕はよくわかっています。

それでもやはり何となく技術だけ勉強しようとしてしまいます。

そうならないためには、自分で個人の開発をすると良いと僕は思います。

そう言えば、こういうことをプロジェクトベースドラーニングと言うらしいです。

人間はなにか勉強するときに、イベントなどなにか出来事がまずあって、そのイベントやプロジェクトのために勉強する際に、最も効率よく勉強できるよ〜

ってのがプロジェクトベースドラーニングという考え方です。

OJTとか結構近いのかもしれません。

仕事を通しての研修とか実際に仕事しながら勉強するといった感じです。

高校とか大学で習っている勉強は分野が分かれていて、それについての技術とか知識とかに特化している勉強をしていますが、それだとなかなか実践的な知識が身につかないことがあると思います。

そういう意味では自分で小さくてもプロジェクト、プロダクトなんかを考えて作ってみるということは、今までやろうと思って出来なかった技術を勉強できるチャンスになると思っています。


個人開発→受託開発の流れ

個人で開発をし、そこで技術を勉強するという利点をもう1つあげます。

すでに行っている本業でも、仕事で勉強をすると思います。

僕の場合、今だったら2Dのアニメーションの仕事をしていますが、そこで新しいことをやるのと個人開発でやるのと何が違うのかというと、求められている成果になります。

仕事で勉強するとなると、会社員の場合そこで時給で仕事が発生しているわけで、必要なことや、緊急を要することに対して、すぐ技術を使いたくて勉強をすると思います。


ただ、すぐに実務で使えるというのは結構ハイレベルで、それが割と新しいことを学ぶ時のハードルになっている気がします。

クオリティの低いものを作りたくないという気持ちのせいで腰が重くなりますが、技術が未熟だとしてもモノを作るという体験は自分が始めないとできないよなーと思います。

そしてそれは仕事以外の場でやらない限りできないとはずです。

なぜなら最初はレベルが低いからお金がもらえないからです。

僕がやっていたことは絵を描くことですが、それはもともと趣味でやっていました。

そこで勉強して、それがある程度形になってきた段階で世に発信し、という過程で勉強してきたわけです。

そういう個人の活動をすることでいずれ仕事にできる水準、人の仕事を手伝える水準に達して、人の仕事も受けることができる流れがあると思っています。

なので、個人開発で自分がここ弱いなとか、この分野勉強したいなという技術を使って、あえて何か作ってみて、それを通して勉強するというスタイルが自分は好きです。

時間は取られますが、それ以外にリスクはありません。

そして発信をして技術も磨き、ある程度できたらその人からお金をもらって仕事をするという流れも作れると思っています。

技術が未熟の状態でモノ作りが出来るということが結構良いのではと思っています。

本来モノづくりに技術に高い低いとか別にいらないと個人的には思うので

仕事にするということとか、それでお金を稼ぐということがまず初めに来てしまうと、新しいことをするのって難しくなってしまうと思います。


未熟なことややったことのないことでお金をもらうって難しいので。

自分がそれをやりたいと思ったら、まず個人でなにか作ってみるというのが良いと思ったという話でした。

下記の本はこれから個人開発をしたい人におすすめです。色々な個人開発者のお話が書かれていてモチベーションが上がります!