【何度でも再開】とにかく描くことを継続するのが大事だよね

 

辞めてしまえば終わりという当たり前のこと

 

*この記事は高原のVoicy「◼︎66枚 とにかく描き続けることが一番大事」を参考に書かれています。
◼︎66枚 とにかく描き続けることが一番大事 | 高原さと「お絵描き高原ラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「高原さと」の「◼︎66枚 とにかく描き続けることが一番大事(2018年8月28日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

 

皆さんお疲れ様です

 

 

高原
高原

高原さと(@ART_takahara)です!

 

 

 

今日はですね、描き続けるということが一番大事、というお話をしたいんですが。

 

僕はコンセプトアートという仕事をしていまして。

映画とかゲームとかのビジュアルを決める人

 

と言うか事前にゲームとか映像を作る前に、その画面の設計図のようなものを絵で描いておく係をしているんですけど

高原の他の作品はこちらから→作品ギャラリー

 

コンセプトアートについてはこっちの記事で↓

コンセプトアートとはなんぞや?|高原さと
こんにちは。 コンセプトアーティストの高原さとです。 ノートでの初投稿記事になりますこれからコンセプトアートやものづくりに関するお役立ち情報や how to などを投稿していきたいと思いますよろしくお願いします 僕は現在はフリーランスのコンセプトアーティストとして、映画やゲーム、アニメなど、幅広くアートや...

 

 

それで、どうしても日々の仕事で、いろんな上手い人の絵とか見たりとか、自分の絵が下手で表現できないことがあるっていう中で、

どうしても上手くなりたいと、もっと上手くなりたい、もっとこういう風にしたいっていう風な欲が出てきてしまうんですよ。

 

もっと立体的に描きたいとか、もっと勢いよく書きたい、もっと感情的に描きたいとか、色々欲は尽きないわけなんですけど。

 

そういう上手くなるっていう目標も、もちろんすごく大事ではあるんですが。

 

でも、いつも立ち止まって考えてみた時に、やめないことこそ一番大事だなっていうふうに思うんですよね。

 

うまくなるっていうことは、結局たくさん描くっていうことが必要で、もちろん改善をしていく必要はあるんですけど、

 

どこが悪いかっていうのも続けていけばいろんな失敗を経験することができたりとか、人に指摘されたりとかすることで上手くなっていくことはできるんですよ。

 

でも、辞めてしまうと、当たり前なんですけど、そこまでで、能力もストップしてしまうし、作れるものもそこでストップしてしまうし、 やっぱりそこで終わってしまうんですよね。

 

だけど、描き続けていればどんなに拙いものでも、続けていくことで新しい作品ってのが産まれていく。

それによって技術っていうのが伸びていく、伸ばすことができる。

 

だからやめないっていうことがとにかく大事なんだな、っていうふうに改めて思うんですよね。

でも、ここっていうのは意識してる人と意識してない人がやっぱりいるなっていうふうに思っていて、僕自身も意識からちょっと外れていたなっていうことを最近気がついて。

 

やっぱり目の前のものが全てで、上手く描きたい、評価されたいそういうことばっかりに、どうしても意識がいってしまいがちなんですけど、

 

それはそれで追い求めるべきことがあるんですけど。

本当にやるべき事っていうのは、やめないで続ける事。

っていうことが結果的にその能力を向上させる。

 

上手くなることだったり、評価されるチャンスも増えるんですよね。

 

続けていればそれだけものを世に出す回数が増えますから、評価されるチャンスも増えるし、それでお金をもらえるチャンスも増えるわけなんで。

続けていけばチャンスは永遠に尽きないわけなんですけど、やめてしまうと、繰り返しなんですけど、そこで止まってしまうんで。

 

僕がここで言いたいのは、目の前のことに囚われていると、それを忘れてしまうんですよね。

やめたらダメだぞっていうことを忘れてしまって、

 

目の前の仕事とかで良い成果を出してやろうとか、うまくやってやろうっていう気持ちが入りすぎてしまって、楽しくできなくなってしまったりとか、嫌になってしまうというか。

 

そういうことになってしまうと、やめてしまう原因になりがちかな、というふうに思いました。

そういう、どうしようもない事っていうのはあると思うんですよ。

 

技術的に満たなくてとか、環境がどうのとか

 

悩子
悩子

どうしても私はメインのデザイナーとしてプロジェクトの中で仕事がしたいんだ

 

とか、という風に思っていたと、

 

でもそれは必ずしも叶うとも限らず、下っ端としてやらなくてはいけなかったりとか、サブ的な、バイプレーヤー的なポジションで戦わなければいけないっていうことにもなると思うんですよ。

 

そこで

 

悩子
悩子

このポジションじゃ、やりたくないからやめよう

 

とか、これは俺のやりたいことじゃないからやめよう、とかそういう風なことになってやめてしまうとかは勿体ない

 

まあ組織をやめること自体はいいんですけどね、

 

そのことが原因で、描くことや継続すること自体が嫌になってしまうと、その先のチャンスとか楽しいこととかも全部そこで可能性が消えてしまうと思うので、

 

そういうやめ方って僕の中であんまりいいやめ方ではないなという風に思っています。

 

いいやめ方っていうのはやっぱり、そういうネガティブな理由じゃなくて、

 

他にもっとやりたいことがある、もっと面白いことがある、もっと楽しいことがあるんだ、

 

っていうようなところでやめるっていうのは、僕はある種いいと思っているんですよ。

 

もちろん絵に関しての成長は止まってしまうかもしれないですけど、でもそれより楽しいことがあるんだったら、それをやるべきだと思うんですけど。

 

でもそうじゃなくて

自分がこうしたいと思ったことが叶わなかったりとか、上手くなりたいけど上手くなれなかったりとか、上手く描きたいけどうまく描けなかったりとか

 

っていうところで、そこで悩みすぎてしまって、そこのプレッシャーだったりストレスだったり、 マイナスの要因でやめてしまっていうのはすごくもったいないことだなと思うので。

 

そういうどうしても上手くいかないっていうことが起きた時は、続けていればいいと、ただ続けることができればきっと技術っていうのは伸ばすことはできる

 

そういう考えを持てるかどうかで、そこでやめてしまうか継続できるかっていうところが変わってくるんじゃないかなというふうに思っています。

 

継続と技術の話は以前の記事でも書きました↓
技術の上達には継続することが大切
はい、おつかれさまです 今日の話は、継続するって大事だぜって話です。 結論は、何かが上達するには、ある程度の量が必要で、その量を確保するためには、継続が不可欠であるってことですね。 こんな言...

 

 

 

一旦休んでも、また描き始めればいい

 

続けるって言うことは、毎日やるって言う事とも限らないんですよね、必ずしも。

やっぱり、それ以降ゼロになるっていう事がやめるって言うことだと思うんですよ。

 

 

悩子
悩子

もうこれ以上は描かない、ものは作らない

 

 

だったりとか

 

何か挑戦すること自体をやめてしまうとか。

 

そういうことも、もしかしたらあるのかもしれないですけど。

ゼロにならないというとこがやっぱり大事だと思うんですよね。

で、やめない事っていうことをあえて書かなかったんですけど、目標として。

やめないっていうよりも、続けるっていう風に書いたんですけど、今回のタイトルには。

やっぱり、やめないことっていうのを目標にしちゃうと、一回挫折したりとか、やめてしまうっていうことがあった時に、

 

なんで俺はあの時やめちまったんだろう、諦めちゃったんだろうというところで、

 

やめたことに対してネガティブなイメージと言うか、後ろめたさみたいなことがあるがために、そこが邪魔をしてまた描き始めることができない、また挑戦することができない、

という風になってしまうかもしんないなと思ったんですよね。

 

というようなことを同じような話を、イケハヤさんが以前に本で書かれていたなっていう風に思い出しました、そういえば。

 

長く続けるコツは、一度やめても再開するっていうこと」

 

的なことが書いてありました

 

 

この本です↓

「武器としての書く技術」

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高原
高原

この頃のイケハヤさんは、今と比べるとちょっと弱気ですね

 

 

上記の本で書かれていたと思うんですけど、これはすごくポジティブな考え方でいいなと思うんですよね。

 

 

一旦休んでもいいから、また始めればいいじゃん、という考え方。

これはすごくリラックスしてものに挑戦するできることができると思うんですよね。

やめるっていうこと、一生やめるんじゃなくてまた描き始める。

 

1か月休んでたけどまた描き始めた。

1年休んでたけどまた描き始めた。

 

また挑戦を始めたっていうことをすれば、それはそこでゼロにならずにまたスタートを切ったってことになるんで、また積み上げていけるんですよ。

だから、続けるってこと、やめないってこと。

 

プラスして、でもまたやり始めるということ、何度でもやり始めるって事も一つの解決策と言うか、マインドセットと言うか、

 

そういうものとして持っておくと、よりものを継続しやすくなるんじゃないかなというふうに思います。

例えば、三日坊主とかそういう言葉がありますけど、何かやり始めてしまって3日でやめてしまったと。

始める前は、一生続けてやろうという風に思って始めるわけなんですけど、始めたとしても3日で辞めてしまったと。

 

 

疲れたのか飽きたのかわかんないですけど、やめてしまって、でもそこでまた始めればいいっていう発想があれば、また三日坊主をもう一回やればトータル6になるんですよね。

 

一週間後に、また前回3日で終わったけど、ちょっとやり方変えてまたやってみようというような。

気軽にまた同じことをやってみる

 

悩子
悩子

また3日坊主で終わっちゃった、残念。

 

 

また一週間後に始めてみる。

 

で、また3日坊主で終わっちゃった

 

っていうような続け方もありなんですよ。

 

ずっとストイックに、修行僧のように毎日毎日同じ事ばっかりやってるって言うのも辛いと思うし、人間だからくじけて辞めてしまうっていうことはあり得ると思うんですけど。

 

またそこでやめてしまった自分を許して、もう一回始めるられるか。

というかそんなにたいした話じゃなくて、また始めればいいじゃん、ぐらいな気持ちを持つことができると、非常に挑戦というのがやりやすくなるかなっていうふうに思うんですよね。

 

何かを始めるって時に、一生続けなければいけない、ちゃんとそれでちゃんと一生飯が食えるのかとか、勝算はあるのかとか

 

そういう風に言われたりしますよね。

 

就職する時とか、起業するってなった時に、

 

 

やっていけるのか、途中でやめないかと。

 

 

それで大丈夫なのか

やっていけるのか

途中でやめないか

 

そういう風なプレッシャーが周りからあったりとか、自分自身にもそういうプレッシャーをかけてしまうかもしれないですけど。

 

それってすごく大きいもので、そういうプレッシャーがあるがために始められないっていうことがあるんじゃないかなって思うんですよ。

 

ずっとを続ける自信がない、だから始めない。

でも、それってすごくもったいないと思うんですよね。

 

3日坊主でいいやって思って始めてみる

 

やめてもまたもう一回やればいいや

 

というつもりでやるくらいな気持ちがあった方が、やっぱり物事には挑戦しやすくなるし、それぐらいの気持ちでいてもいいのかなという風に思ったので。

もし昔絵を描いていて、好きだったんだけどやめちゃったと。

 

俺はもう諦めたから、もう俺はダメだっていう風に思ってしまうっていうのは、もったいないなという風に思うので。

諦めたけど、一旦やめちゃったけど、またちょっとやってみようかなっていう。

そんなもんだと思うんですよね、続けてる人って。

ストイックに続けてる人もいるかもしれないですけど。

 

悩子
悩子

今日だけはやってみようかな

 

とかいう感じでやってみて、

 

やっぱりつまんねーやと思ったらやめて、でまたちょっとどんな感じだったけな、絵描くのどんな感じだったっけなっていう風に思ったら、また描いてみる。

 

というのやっていくことができれば、能力って伸びていく。

 

上手くなりたいっていう風な強い気持ちとか、人に勝ってやりたいとか、そういうのも大事だと思うんですよ。

 

ただ、それがいくらあっても、途中でゼロになっちゃうと、やめちゃうと、それ以上は進めない

 

一か月間めちゃくちゃ熱量持ってやっても、そこで止まっちゃうとダメなんですよね。

 

それよりは、もう適当でいいよ、俺なんて、っていうような感じでやって、それで10年とか続けたら、すっごい上手くなるわけですよ、それで。

 

やっぱり上手くなろうと思ってなくても、途中でやっぱり失敗とかするわけじゃないですか。

だから、やっぱり人間だからそれは、ここ直そうとか思うんで。

続けていればわかる時がくるんですよ。

今、そう思って僕はやってるんですよ。

 

失敗したとか、うまく描けないとか、才能ないんじゃないかとか、いろいろ思いますよね。

 

もうやめたほうがいいんじゃないか、みたいなことを思うかもしれないですけど、

それは今は分からないかもしれないけど、続けていれば、いずれ別の失敗とか、成功があった時に分かるはずだと、分かる日が来るっていう風に思って続けたりする。

それもできなくて、もし無理だと思ってやめちゃったら、一旦休んでみて、っていう気持ちで、またいつでも始めればいいやと思っていればいいんじゃないかなというふうに思っています。

きっとなんでも同じことだと思うんですけど、

 

続けるっていうことと、またやり始めるっていうことができれば、人間というのはきっと成長することができるし、

それによっていろんなチャンスをつかんだりとか、いろんな体験をすることがまたできると思うので、

あんまり、絶対勝つぞとか、絶対成功してやるぞ、という気持ちもいいんですけど、

まあまあ気長にやろうぜみたいな感じの気持ちも持ち合わせているといいんじゃないかな、続けられるんじゃないかなというようなご提案でした。

 

あとは、一回やめちゃったことがある人とかでも、またやってみるということも気軽に是非やってみていただけると、いろいろ楽しいことがあるんじゃないかなというような話です。

 

ではでは

 

*この記事は高原のVoicy「◼︎66枚 とにかく描き続けることが一番大事」を参考に書かれています。
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高原
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