【質問】絵を仕事にしている友達を見ると嫉妬してしまう
皆さんお疲れ様です!
高原さと(@ART_takahara)です
今回はですね、質問にお答えする回をやっていきたいと思います。
Voicyのコメント欄に頂いたご質問です。
空飛ぶコアラさんから頂きました。
初めてコメントさせていただきます。
いつも楽しく聞いています。
私は絵を描くことを仕事にしたいと思っている会社員なので、
高原さんのVoicyは先人の知恵を聞いているようで、
とても参考になり、また励みにしております。
質問なのですが、高原さんにライバルはいますか?
私はSNSで、絵を仕事にしている友達や先輩を見ていると、
その人達を目指したいと思う、反面すごくヤキモチを焼いてしまいます。
もし、高原さんもそういう気持ちになることがありましたら、
その気持ちとどう向き合っているのか、聞いてみたいです。
というご質問を頂きました。
ありがとうございます。
そうですね…いつも聞いていただいてありがとうございます。
僕のVoicyあんまりコメントが来ないので、
こうやってコメントがたまに来ると、
僕もちょっとテンションが上がりますよね。
でも、ちょっとネガティブなコメントじゃないかなー?っていう気持ちで、
一瞬ビクビクして、そぉっとコメントを見るんですけど、
大丈夫そうで安心しました。
ありがとうございます。
で、質問で「ライバルがいますか?」ってことなんですけど、
ライバルって何なんだ!って思って、ちょっとググったんですけど、
「互いに競争し合う相手」とか、
「影響して負けたくない相手」みたいな感じですかね
僕のライバルは、ちょっと考えたんですが、
一人いるかもしれないけど、ライバルっていう感じではない気がします。
僕は、特定の相手ではいないかもしれないです。
で、一人いるって言った人も、
その人も普通に仲良しだし、
職業もちょっと違うかもしれないですね。
ライバルに関しては、「多分いない」ということです。
もう一つの方で、
絵を仕事にしている友達や先輩をSNSとかで見ていると、
目指したいと思う反面、ちょっと嫉妬してしまう、と。
ちょっとじゃないか、すごくすごくって書いてありますね、
すごくヤキモチを焼いてしまいます、ということなんですが、
僕も、そうなることはあると思います。
ただ、ちょっと考えたんですけど、
あんまりないような気もするし、
嫉妬するとか、
ヤキモチを焼く、
っていう感覚とちょっと違うのかも?
と、色々考えたので、
その話を次のチャプターにて、
対処法として話をしてみたいと思います。
嫉妬から改善点を見つけ出す
他の人に対する嫉妬心みたいな気持ちとどう向き合うか?
っていうことなんですけど、
まず、
自分の気持ちがどこから来ているのか?
何が原因で来ているのか?
っていうことを考えるのが、一つ大事かなと思いました。
例えば僕の場合だと、自分と違うタイプの絵を描いている人を見て、
俺こういう絵を描けないな、っていうふうに思った時に、
そこで出てくる嫉妬みたいな感情が湧くことはある気がしますね。
例えば僕は、キャラクターとかがそんなに得意ではないんですね。
どっちかって言うと、
背景、とか
メカ、とか
プロップ、とか
そういうデザイン・小物のデザイン、とかも行ってきた方なので、
ばーんとキャラクターの魅力ある絵、を描いている人を見ると、
ちょっと羨ましいなぁ、って思う時はあるかもしれないですね。
で、その気持ちがどういう自分の望みと繋がっているのか?と考えます。
自分がその、ばばーんと魅力のあるキャラクターを描いて、
3万リツイートとかとっている人がいたとして、
そういう人の何に、自分は嫉妬したのか?
キャラクターとかを描ける、っていうその能力に嫉妬しているのか?
それとも、そういう技術的なとこじゃなくて、
魅力的なものを描ける魅力の部分、に嫉妬しているのか?
はたまた、
人から注目されている、その3万リツイート、みたいなそっちに気持ちがいっているのか?
もしくは、この方そうかもしれないですけど、
仕事としてそれを生業にしている、ってところに嫉妬しているのか?
とか、その辺を掘り下げていくと、
今の自分に足りないものとかが見えてくるような気がしています。
で、僕の場合は
技術的なこと、とかに嫉妬することが大半だと思っています。
嫉妬と呼ぶのかわかんないけど、衝撃を受ける時はたまにありますよね。
なんだこの人は!!って思う時があって、その時の感情はちょっとなんかこう、
言葉では言い表せないですね。
Voicyでもお呼びした人は、僕が衝撃を受けた人を呼んでいたりはします。
例えば、
前に飲み屋のトークで出てきた、日比田さんって人、とか
1年位前にゲストでお呼びした、福田さんっていうCGアーティストの人、とか。
その方達は、作品とか描いている姿、を見ても
ビビっとくると言うか、なんとも言えない衝撃が走るというか、
悲しい、も
焦り、も
嫉妬、も
喜び、も
感動、も
が全部入ってきた、みたいな。
そういう気持ちになるときがあって、むしろそういう体験を僕は大事にしていますね。
なので、SNSとかを見ていて、ビビッとくると言うか、
いいなー、とか
本当にこの人みたいになりたいな、とか
そういう風に思う感情が出てきたら、それはすごくラッキーなことだと思います。
そこでよく言われるのは、
他人と比較しても無意味だから、自分は自分で頑張りましょうよ、と。
それは一部僕もそう思うんですけど、
だからといって、
他の人の作品を見ないようにしたり、とか
自分と違う隣の芝を見ないようにする、っていうのは
すごくもったいないことだと思っています。
隣の芝を見た方が、いいと思います。
隣の芝を見た方が、色々勉強になると思うんです。
自分がSNSとかを見ていて、
なんかこう、
引っかかったような、
モヤモヤしたような時は、
その感情を掘ってみて、
僕の場合は、どこに原因があるか探ってみるようにしています。
それが、単なる承認欲求の場合って言うか、
自分の自信のなさ、とか
自分の今の生活がイケてない、とか
自分の収入が低い、とか
そういうので嫉妬してしまう、っていうのは
あんまり意味がない気がするんですよね。
参考にならないっていうか、
別にその嫉妬した対象から、何かを学べるわけでは無いじゃないですか。
「自分の大元の問題」を解決しないといけないから、
そういう時は、自分のこういうところが嫌いなんだな、とか
自分の自信のなさの原因、みたいなことを探ると、
改善ポイントが分かる気がします。
あとは、自分の気持ちが振り回されるのが嫌だ、って言うのであるならば、
自分の大元の望みと言うか、
そこをはっきりさせる、と
何か自分の感情が動いた時に、
それを無視すればいいのか、
もしくはそこから何かを得ていけばいいのか、
っていうのが分かると思うんですよ。
例えば嫉妬した時とかも、
自分が嫌いだ、とか
自分のマイナスポイントと比較しちゃって、
嫉妬している時はあんまり意味ないんですけど、
ほんとにその人がすごい場合は、よく見た方がいいと思います。
本当にこの人「マジですげー」みたいな人と会ったり、とか
そういう人をSNSとかで見つけた時は、
むしろその気持ちを忘れないようにして、
ずっとそれを持っておくといいと思います。
僕もさっき言った、人生で数人ですけど、
もう「この人はめちゃくちゃすごいな」みたいな風に思った人は何人かいて、
絵を描く人以外にもいるんですが、
その人たちのことを、やっぱり覚えているんですよね。
今でもね、やっぱりそこまで行きたいな、と思うんですよね。
なんとかそこまでたどり着けないかな、っていうのを常に思っているから
そういう気持ちは原動力になるので、大事にした方がいいと思っています。
自分が何かこう、嫉妬したりとか、劣等感を感じたときは、
『そこに自分が成長していくチャンスがある』
と、思うから、逃げずに掘り下げていくっていうのが僕は好きですね。
そういう考え方が好きです。
マイナスの感情って逃げても、追いかけてくる、というか
大元の問題を解決しない限り、
逃げられないところがある気がします。
そこはむしろ向き合っていって、
何でこういう風に思っちゃうんだろ?って考えて、
じゃこういう風にしたら改善できるんじゃないか?
とか、実際絵を仕事にしている人を見て
この人の、この技術に、この絵の上手さに嫉妬しているんじゃないか?とか
発言ができるポジションに嫉妬している、とか
フォロワーの数に嫉妬してる、とか
そういう事をもっと細かく色々考えていくといい気がします。
そうすると、
自分がとにかく画力を上げればいいんだ!
とか、
いやいや、仕事にしないとこの望みは叶えられない
みたいな感じになるんだとしたら、
そういう選択肢が出てくるし、
という風に考えると、
いいかもしれないですね。
で、僕の最近の場合だと、
結構満たされた感じがしていて、
「もうちょっとがむしゃらにやりたいな」っていう気持ちがあります。
がむしゃらにやっている人をみると、「うらやましいな」って
思う気持ちがあるんですよね。
だからそういう時は、
「俺はちょっとエネルギーを持て余しているな」
って、気づくきっかけになったんですよ。
自分の中のモヤモヤというか、劣等感みたいなもので。
そうすると、次の改善策を打つことができますよね。
働く場所を変える必要があるんじゃないか、とか
住む場所を変える必要がある、とか
仕事の種類を変えた方がいいか、とか
色々考えられますよね。
そういう風にして改善していけると思うので、
嫉妬するというのは、別に悪い事だけでもないんじゃないかな、という事が結論としてあるかなと思いました。
ご質問ありがとうございました。
Youtube更新中!
今回はここまで
ではではまた〜