【才能がないと嘆く人へ】絵の才能の正体は何なんでしょうか

 

才能とはなんぞや

皆さんお疲れ様です

 

高原
高原

高原さと(@ART_takahara)です

 

さてさて今日もやっていきましょうか

今日は才能についてお話しします

 

ちょうど僕がやってる Voicy という音声メディアで質問が来てました

 

悩子
悩子

絵を描く才能がもしあるとしたらどんなものなのでしょうか

 

そういった質問が来てました

 

 

なるほどね

 

 

じゃ才能ってのはそもそもなんぞや

ということをちょっと意味を調べてみました

 Google 辞書で

物事を巧みになしうる生まれつきの能力。才知の働き。「音楽の才能に恵まれる」「才能を伸ばす」「豊かな才能がある」「才能教育」(goo辞書「才能」より)

才能(さいのう)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書
才能(さいのう)とは。意味や使い方、類語をわかりやすく解説。物事を巧みになしうる生まれつきの能力。才知の働き。「音楽の—に恵まれる」「—を伸ばす」「豊かな—がある」「—教育」 - goo国語辞書は30万9千件語以上を収録。政治・経済・医学・ITなど、最新用語の追加も定期的に行っています。

 

なるほどなるほど

どうも、生まれつき持っている先天的な能力であったりとか、物事を成し遂げるために必要な力みたいなニュアンスみたいですね

それがある人はうまくできるし、それがない人才能がない人はうまくできない

そういうような感じなのかな

 

というわけで今日はちょっと才能について考えてみますよ

 

voicyの方でもお話ししてるので、音声で聴きたい人はこちらをどうぞ↓

◼︎216枚 絵の才能は何か考えてみる帰り道 | 高原さと「お絵描き高原ラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「高原さと」の「◼︎216枚 絵の才能は何か考えてみる帰り道(2019年5月9日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

 

改善するのに絵の能力はいらない

 

実は才能に関しては、以前にも何回か記事を書いてますね

ラジオの方でも何回かお話ししてます

 

◼︎209枚 才能がない→に対する発想の違いで結果が変わる | 高原さと「お絵描き高原ラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「高原さと」の「◼︎209枚 才能がない→に対する発想の違いで結果が変わる(2019年4月16日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

そうですねえ

トップオブトップに上り詰めるためには、やはり元々持っている力というのは必要になってくると思います

それについては後半で最後にお話ししようと思うんです

けどそれはトップレベルの話

 

我々のような一般市民にとって必要なのはそういう先天的なパワーではない気がします

 

確かに長く描いてても上手くならない人と、短期間で上手くなる人はいます

上手くならない人は才能がないと嘆くかもしれない

ただ、僕の見立てでは、そういうときに必要なのは、才能ではなくてですね、改善だと思いますよ

 

悩子
悩子

何か絵が上手くかけないとか、どうしてかリアルに描けない、そっくりに描けないとか、イメージできない、立体が書けない

まあ時期によりいろんな問題は起きてきます

そういう上手く行かないことが起きたときに、才能の一言で片付けてしまうと、そこから一歩も前に進めないわけです

 

どういう風にすれば改善できるのかっていうその改善策を考える必要があるんですね

で結局それができればですね、ちょっとずつうまくなっていくってことは全然難しくないわけですよ

 

そういう改善をしないと成長はできないと思うわけです

 

改善策が思いつかない時に「才能がない」と言いたくなる気持ちはわかりますけど

改善ポイントがわからなかったら人に聞いたりとか、今だったら Google で調べたりとか

そういうことをしていけばいいんですね

 

 YouTubeの絵の描き方の動画 とか見てもいいし、本を読んでもいいし、誰かに相談してもいいですし

【ジブリ】ハウルの泳ぐ城を描いてみた【メイキング】Photoshop Digital Painting Howl's Swimming Castle [Ghibli]

 

そういったことをして一つずつ改善していけばかなり上手くなっていけると思うんですよ

もちろんトップオブトップに上り詰められるかは別ですよ

 

ただ、とりあえずお金がもらえるレベルに行くだけであれば、改善という能力だけで上がって行けると思っています

 

大事なのが、この改善していく能力っていうのは、絵の能力とは全く関係がないです

はい

 

別に絵に限らずですね、料理作るとかでもそうだし、普段ジョギングをしている時でもそうだと思います

筋トレをする時でもそうだと思います

 

どうしたら効率よく力をつかえるかだったりとか、 うまくいかなかったのはなぜなのかということを考える力だと思うんですよね

これは絵を描く能力と全く関係がないと思うんですよ

 

その観点で行くと、絵が上手くために絵の才能は、別に必要ないかなと、と思うわけですね

認めたくないかもしれませんが、人間が成長できない多くの理由は、「改善せずに同じことを繰り返している」からですね(ブーメランが怖い)

 

そして、同じところをぐるぐる回ってるのに、自分としては頑張っているつもりだったりします

そういう時に指摘してくるメンター的な存在がいると、新たな改善点が見つかるのかもしれないです

 

最後に必要なのは情熱な気がする

さてさて

そうは言ってもですね、めちゃくちゃ上手くなる人と、頑張ってるけどそこまで行けない人

というのはやっぱり出てくる思うんですよ

 

それはどういう違いがって言うと最後はやっぱり、情熱の差なのかなと思います

 

毎日何時間でも絵を描いてられるとか

徹夜でも平気で描けるぜ!

とか

 

そういった情熱を持っている人は、やっぱりそれだけ改善できる回数も多いし、自分の欠点に気が付ける機会も多いということです

 

最終的にはその情熱とか熱量とかによって、能力は変わってくる気がするんですよね

さらにその絵を書くっていうことは自分のなんか感覚とか自分の感情とかかなり反映されやすいです

 

自分が好きなものを書いてる時はやっぱり上手く書きやすいんですよね

だから物事に対して情熱をたくさん持っている人とか、興味をたくさん持ってる人は、やはり絵が上手くなりやすいと思うんですよね

 

絵を描くのも好きだし、それだけじゃなくて人物も好き、動物も好き、自然物も好き、建物も好き、などなど

好きなものとか、興味があるものがたくさんある人の方が、やはり上手くなれる気がしますね

まあこれも結局「絵の才能」とはちょっと違うのかもですね

 

ただこれもかなりハイレベルなところまで上り詰めて、初めて出てくる話だと思います

すでに相当上手い人が、さらに上手くなるために必要な力、というか

 

それはたいていの人が言う「絵が上手い」の次元を遥かに超えた世界だと思いますよ

そこまで行かなくても、プロになったり、人から見て絵が上手いねと、言われるレベルになるのは、日々の改善の積み重ねで十分達成可能かなと

 

じゃあそういう日々の改善を行うのに必要なのは何なんでしょうか

 

脳の使い方は躓きやすいポイントかも

結論の前にちょっと小話を

 

そうは言っても、つまずきやすいポイントはあるかなと思います

改善してちょっとずつ成長していけば上手くなれるよね

というのはまあその通りなんですけど

その改善策が見えにくくなるときはあるかなと

 

なぜ上手く描けないか、どうやれば上手く描けるのか、全然理解できない時があると思いますね

基本的にはそういう場合も、さっき書いたように一個一個状況を分解して言って、いま自分がすぐに改善できるポイントは何かっていうこと、仮説を立てて探ってやっていくわけですが、そこがどうしても見えない時があると思うんですね

 

そうなりやすい所の一つとして、脳の使い方っていうのがあるかもしんないっす

こちらに関しては前にそのブログの方にも詳しく書いたんでそっちを見て頂きたいんですけど↓

【エンジニアと人生】脳内プロトタイピングについて分析してみた
脳内プロトタイピングがすごい 皆さんお疲れ様です 高原 高原さと(@ART_takahara)です 皆さん 「エンジニアと人生」というラジオをご存知でしょうか ...

 

映像で考えたりすることができるかどうか

言葉だけでモノを理解しようとすると、なかなか自在に絵を描くのは難しい気がします

 

っていうとこは、ひとつハードルがあるかもしれません

 

 

 

また、脳の使い方として、言語でモノを考えがちな人と、映像でもモノを考えがちな人がいるっぽいですね

その意味で行けば、映像でモノを考える人の方が「絵を描く才能がある」という風にも解釈できますね

そして、割合としては言語優位の人が多いみたいです

 

その理由を推測すると、基本的に学校の教育が言語をベースにしてることが一つの理由かもですね

授業で教わること、本で学べることは、基本的に言葉や数字をベースにしております

人から聞いたことも同様です

 

ただし、ここも訓練でどうにかなります

「映像が記憶できない!」と嘆く必要はないです

 

後天的な英語学習と同じで、脳の中に小さい別の領域を作って、それをちょっとずつ増やしていけば、十分実用可能なレベルにはいきます

 

 

 

この話は難しいのでまた今度しますね

 

ちなみにこの辺の話は「脳の右側で描け」や「「脳」と「眼」を鍛えてどんどん絵が上達する本」

とかに詳しく書いてあったりします

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才能がないとやらないんですか?

すみませんちょっと煽ってみました

 

最後にお話ししたかったのは、決断の話です

 

才能がないと頑張れないっていう人はどういう気持ちなんやろー、ということをちょっと思いましたね

 

というのはまあ才能があるかどうかって、結局確認できないんですよね

 

だとすると自分としてやれることは、才能がなくても書いてみようとか頑張ってみようとか、そういう風なこと

要は決断が重要だと思うんですね

 

才能がないから頑張らないって人は、結局自分が何か頑張るためのですね、根拠とか保証みたいなものを欲しがっているような気がしています

そしてそれを神様とか誰からか与えてもらわないと頑張れないということです

 

「あなたは才能があるから、頑張ればプロになって有名になってお金持ちにもなれるよ」

 

そういう風に最初から決まっていれば努力できる人は多いんじゃないでしょうか

漫画の主人公は大体そうですよね

 

お膳立てがしてあります

ある日スーパーパワーに目覚めるとか、放射線を浴びたクモに噛まれるとかですかね

 

ただ、実際にはそういうことはなく、何の保証もないし、才能もないかもしれんところで、自分の責任でもって道を決めていけないといけない

 

「才能があるかはわからんけど、それでもやってみよう」と思えるかどうか

 

ってか決められるかどうかじゃないでしょうか

 

なんの話だこれ

 

えーと

だからまあ、基本的に中身のない言葉というか本質的じゃない言葉な気がしています

才能っていうのは

 

才能があればやるのにっていうことですもんね

才能がないと嘆くことは

 

才能がないけど、頑張ろう、改善しようという風にはなぜか思わない

 

そこは決断力の弱さと言えるんじゃないかなという気がしてます

 

そういえばこの前読んだ

「こう描けば絵は上手くなる」という本にも書いてありました

 

「才能なんかなくても絵が描きたい!」 ー これが全てです(醍醐芳晴「こう描けば絵は上手くなる」より)

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僕もその通りだと思います

 

もし才能があったらやる

ないならやらない

 

これだと改善するしない以前に、なかなか物事に挑戦するってことは難しいかなという気がしています

だから才能がないという風にして何かを諦めてしまいがちな人はですね、自分自身の決断というものもと考えてみてもいいかもしれないですね

 

神様は自分に才能を与えてくれなかったかもしれない

けど自分が絵を描くかどうかは、自分が決められることです

 

自分はどうしたいか

自分はどっちに決めていくんだと

それを意識してくのが大事かなと

 

もしそこで「絵を描く」ということを決めていけば、あとは改善ということをしていけば、まあそこそこ上手くなれると思うんですよね

 

少なくとも僕ぐらいにはなれると思います

 

はいという感じですね

 

ではではまた

 

ばいびー

 

高原さと

 

参考図書

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高原はYoutubeにもお絵描きのノウハウ動画を色々上げています

ぜひそちらも参考にしてください!

【背景が描けない】奥行きがある絵の描き方と練習法【パースいらず?】