フリーランスは体が資本
皆さんお疲れ様です
高原さと(@ART_takahara)です
今回はフリーランスの人、またはこれからフリーランスになりたいという人に向けて「フリーランスの健康管理」をテーマにお話ししてみようと思います。
フリーランスは生活のリズムが結構崩れやすいので健康管理が非常に大切です。
そこで僕も最近自分の健康管理に気を配っています。
会社勤めの人は毎日会社に行って、夜帰ってくると自然と夜眠くなるので寝る、というサイクルで日々を過ごしていると思います。
しかしフリーランスの場合はそういう生活リズムがないため、リズムが崩れやすいのです。
僕もフリーランスになって最初の三か月くらいは昼夜逆転の生活をしていたため、夜中に仕事して朝帰って寝る、という生活をしていました。
食事も仕事を優先にしていたため食事のために外に出るのがめんどうになり、出前ばかりをとっていました。
そうすると自炊はあまりしなくなるため、ほとんど外出しなくてもよくなってしまいます。
そういう生活をしていると、体調が悪くなってきて肉体的、精神的にも悪い感じがしてきました。
これじゃアカンと思って、ここ数ヶ月で色々改善策を考えてきました
今日はそれをつらつらと書きたいと思います
体だけでなく、心も健康に保ちたいものです
仕事場を自宅から少し遠くにする
前にアニメ私塾の代表の室井さんという方が、健康管理というのは「運動と食事と睡眠」が重要と言ってましたね
ぼくもその通りだと思い、ここ数カ月間は主に運動と食事と睡眠を基準として生活を改善してみました。
健康管理には「食事睡眠運動」の三つはどれも大事ですが、僕はその中でも運動が一番大事だと思っています。
というのは運動がすべての起点になっていると思うからです。
人間は体を動かしたり頭を動かしたりするために眠ったりご飯を食べたりするんです。つまり適切に運動してエネルギーを消費していれば、自然とお腹がすいてきて眠くなるというわけです。
逆に運動がしっかりできていないとお腹がすかなくなります。
頭を使っていても運動をしてないので、そんなにたくさんエネルギーを取らなくてもよくなるんです。
またずっとデスクワークだと体力をあまり使わなくてよいため、ぐっすり眠れなくなったりして生活リズムが崩れてきます。
このため運動することで、そこから食事や睡眠も改善されていくのではないかと思っています。
とにかく歩く
最近僕は毎日コワーキングスペースに行くことで、生活リズムのリズムを作ってます
通ってるコワーキングスペースは家から二駅くらい離れているところにあります
着くまでにある程度時間がかかります
ちゃんと夜も帰らないといけないので、日が出ているうちに仕事に行き、夜に帰って来て寝るという生活リズムになります(超当たり前)
まだお昼ころの出社ではありますが、これだけでもだいぶ体調がよくなりました。
運動についてですが、前は駅まで自転車で行っていましたが今は歩いています
僕の家は山の近くにあるので道は急で、歩くと30分かかります。ただ一回歩いてみてちょうどよい距離だったので、今は駅までの往復で毎日1時間歩いています
あとは先月からまたジムに行き始めました。
去年も行ってみて続かなかったのですが、今回は運動する重要性がわかってきたのでちゃんと続いています
また運動すると精神的にも安定します
今は二日か三日に一回くらい、ペースを探りながらジムに行っています
夜の8時くらいに仕事場を出てから、帰り道の最寄り駅のジムに行って、40分位運動とか筋トレをして歩いて帰ってきています
歩くのはとにかくいいですね
走ることや筋トレの場合は思考がそちらに行くので他のことを考えられないのですが、歩いているときは仕事のこととかを考えられます
そこで朝に今日はどういう仕事をしようか、今日の仕事はどんな課題にしようかなど考えながら歩いて、夜はその日の反省点を考えながら歩いて帰ります
また走ると膝に負担がかかりますが、歩くのは体にもあまり負担がかからないみたいです。
そしてもう一点、走るとやせるような気がしますが、筋トレは体重が増えると思います。
ちょうど今は体重を増やしたいと思っていたので筋トレにも取り組んでいるのです。
歩くのはそんなにきつくないので、生活リズムが崩れがちな、フリーランスの方は歩くのを習慣にしてみてはどうでしょうか
歩くときになにかのアイディアを考えながら歩くというのもすごくいいと思います。
この話を次のチャプターでしたいと思っています。
心と体は一つだ
「心と体は一つだ。」
これはマトリックスから引っ張ってきた言葉なんですけどね。
さっきまではわりと身体面の話だったんですけど、メンタル面もすごく重要だとぼくは思っています。
今の世の中どっちかっていうと体を壊す人よりも、メンタルを壊す人の方が増えている気がするんですよ。
この「心と体は一つだ」というのは、心が崩れると体も崩れていくということだと思います。
運動不足だったりあんまりご飯食べなかったりすると、気持ちが落ちこんだり、メンタルもだんだん下がってきて、テンションも下がってきたりしますよね。
それで結局メンタルを病んで、心も体も落ちてくるんですよね。
ずっと精神的なストレスを抱え続けたまま生活していると、徐々に食欲がなくなっていったり、睡眠の質が悪くなってきたりっていうのはあると思うんですよ。
だから、心と体をどううまく健康に保つことができるかが重要だと思っています。
それでいくと、さっきの運動が大事だっていうのは心とも関連していています。
結構現代人は、心というか頭をベースに考えていて、頭で楽しいと感じたり、頭で何か快感を得たりゲームしたり、頭を中心に物を考えすぎているところがあるような気がしています。
そういう頭脳一辺倒な、頭で全て決めるみたいな感じで生きていると、精神的なでかいダメージが来た時に一気に心も体も崩れるということになります。
中心に心とか頭があるので、そこが崩れると体も一気に崩れるんじゃないかなと思っているんですよね。
仕事で心を病んでしまう人はそのパターンかなと
だからそのリスクを分散するために、頭にあんまり力を置きすぎないで、体もしっかり動かしたり、体で物を考えたりするっていうことも必要なのかなーと思っています。
運動してるとアイデアが出やすい
僕は仕事上いろんなアイディアを出したりデザインを考えたりするんですが、最近止まっているときはアイディアってあんまりでないことに気が付きました。
散歩しているときとかが、けっこうアイディアが出やすいと思っています。
動いているときって脳みそがシンプルになっていて、あんまりよけいなストレスがない状態の気がするんですよ。
そもそも人間は止まっている状態って何か物を考えるのに適してないんじゃないかなと思っているんですね。
人間って動物なので、原始時代に狩りをしているときとか、木の実を採るときとか、動きながら物を考えていたと思うんですよ。
デスクに座ってアイディアを練るってあんまり適してない気がし始めていたんですね。
だから、軽い運動をしながらアイディアを考えるとか、ちょっと部屋をうろうろしてみたり、鏡でポーズをとりながらアイディアを考えてみたりしています。
そして椅子に座った時にはすでにもう完成イメージができているっていうのを、理想的な状態だと思っています。
物を考える、というメンタルを正常に保たなければならない時にも、体を動かしたり、体のことから先に考えた方が、うまくいくんじゃないかなと思っているんですよね。
そこで僕の一番大きな提案は、最近なんか仕事の調子が悪いなあって思う人は、運動を取り入れてみるといいかもしれないということです。
運動はメンタル管理に有効
多分この先、もう何のために生きているのかわかんないみたいにメンタルを病む人は増えてくると思います。
そこでメンタルをいかに病まないかっていうのがすごく大事で、そのためには運動をしっかりしていれば、心を病むことはかなり減らせる気がするんですよ。
あと僕の場合だと、気分が落ち込んだりするときは、体温が下がっていることが多い気がしています。
そうすると、体温を結構高めに上げておくとか、気持ちが落ち込んだなって思ったらちょっと軽い運動をしたりとかして体温を高くしたりとかっていうことをすると、結構気持ちが戻ってきたりとかするんですよね。
怒っているときは、頭が怒っていると思いがちですけど、体も心臓がドキドキしたりとか、手に力が入ったりとかしているじゃないですか。
ですから心の状態を把握するのに、今自分の体がどういう状態なのか、体温が高いのか低いのか、痙攣してないか、脈拍が速くないかとかっていうのを調べてみるといいと思います。
その時に、自分の調子がいいときはどういう体の状態だったのかっていうことをなんとなく意識して計測してみることが大事です。
そしてその調子のいい時の状態をつくりだせるような、生活リズムとか運動とかを取り入れていくと、メンタルも安定していきやすいと思うんですね。
こうすると気持ちが落ち込んだ時にもひたすら落ち込むのを避けられるんですよ。
体を動かしたりとか散歩しにいったりとか筋トレすれば気分が回復する、ということを知っていればひたすら落ち込んでメンタルを病むことはないと思うんですね。
それで、体を動かすってことは現代人の健康管理ですごく大事なポイントかな、というのが一番お話ししたかったことです。
当たり前の話になったかもしれないんですけど、運動は大事ですよということです。
僕が想像していたよりもかなり運動が効果的だということが最近わかってきたので、実際の計測値についてはこれから考えていきたいなと思っています。
運動すると絵がうまくなる?
運動するとなぜ絵がうまくなるかの話しをしていなかったですね。
これは意識してする必要があるんですが、絵をかくときって映像をイメージする必要があるんです。
主に人物画についてなんですけど、自分の体に皮膚があって熱を感じ取れたりとかするように、神経が行き届いているわけですよ。
たとえば、手の形がわかんなかった時に、自分の手を参考に見るっていうのもそうです。
体を動かしたりしている時の手の動きとかをイメージすると、けっこう手の形もイメージできるんですよね。
ただこれは体を動かしたときに意識的にイメージをしないとできないんです。
たとえば歩いているときに足の裏にどういう感触があるのか、どういう重みが伝わっているのかを意識して観察してみると、絵を描いているときにもそれを思い出せるようになってくるんですよね。
こういうことを僕はここ1ヶ月くらいやってみたんです。
そうすると、体を動かした方が頭も動くっていうのもあるんですけど、自分の体の動き方とかを頭にインプットできるんで、人物画とかが結構描きやすくなりましたね。
モーションキャプチャーがすごいみたいな感じで言われているけど、人間の神経とかって、もっとはるかに細かいレベルで、細かい動きとか熱とかを感知できるはずなんですよね。
運動しているときにそこをつぶさに観察していくと、目をつぶっても頭の中にそれをだせるようになるんじゃないかな、ということを思っていたりしています。
参考図書
今日の一枚
カスミン
アニメ見返してたら、懐かしくなって描いてみました
絵がめちゃくちゃ好きです
昔のアニメは、背景がシンプルで見やすいですね
キャラと背景がちゃんと同じ世界にいる感じです
youtubeにメイキング動画もアップしてあります
見てください~
ではではまた
高原さと